カテゴリ:映画
「アメリカンスプレンダー」 正直、「360円あったら何買えたかな~・・・」みたいな。いや、あたしがこの映画の背景にある「オタクイズム」(勝手に命名)の美学とか、アングラ的なものの良さとか分かってないからなんだろ~けどさ。映画の中で唯一あたしが興奮したのは、SATCでシャーロットと絡む足フェチの靴屋の店員役(ファンはすぐ分かるはず!あいつですよ、あいつ!!)の俳優が出てたことくらい?彼、NYのダウンタウン演劇界では超有名な人物なんだと。あとは、主人公がジャズレコードのコレクターだから、サントラも必然的にジャズで、あたしみたいな超初心者が言えることじゃないんだけど、「よさげ」。 でもさ、突然だけど、やっぱ一番好きなことは仕事にしないほうがいいよね。次ぐらいに好きなことを仕事にしたら多分ちょうどいいんだろうな。あたし、フランス映画大好きで(借りたもう1本はフランス映画)、一時期はフランス語極めてパリに住んで、フランス映画に関わる仕事したいなんて思ってたんだけど、仕事って神様がうま~い仕掛けにしてあって、嫌なことがあるからお金もらえんだよね。フランス映画がつまんなくなったら、あたしの果てることのない虚無感と破滅願望はどう処理したらいいんだろ。宗教に逃げる気もないから、リアルに精神病まっさかさまだわ。フランス語はまた大学戻ったら取ろうと思ってるけど、あくまでも趣味の程度にしておきます。ホント、趣味の程度に。 あと、今日は「エスニシティと多文化主義」って本を読み始めたんだよね。前の大学時代に買って、全然読んでなかった本なんだけど。大学離れた今のほうが読解力とか理解力上がってるってさぁ・・・まぁ大学離れた後、ライターの学校行って色んな人と出会って、自分の無知に気がついて、映画はもちろんかなり色んなジャンルの本を乱読してたからか。 そう、最近、自分の中の先入観をどんどん消したくて。今あたしが思ってることや知ってることって、その大半が誰かのフィルターを通ってきたそのままの状態なわけで、あたしが何冊もの本を読み比べて検証したり、実際に体験したりしたわけじゃない。イコールあたしのフィルターを通ってないわけだから、それは先入観なんだよね。もちろん、すべてのことを自分のフィルターに通すのは無理だけど、これからは出来るだけ何でも自分の意見でとらえたい。それを別に他人におしつけるつもりもないし、評価されなくたってかまわない。ただ、誰か別の人間の考えに縛られて大切な人やものを見失ったり、つかみそこねたりするのだけは絶対に嫌で。そのせいか最近ライターの学校にいるにも関わらず、読者モデルが載ってるようなファッション雑誌がくだらなく思えて買わなくなった(爆)あ~言っちゃった。し~らない。 このへんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月22日 21時11分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|