カテゴリ:パパのひとりごと
昨日の仕事中のこと
うちの課のO君、彼はおとなしいが日頃はとても温厚な彼が、いつになく苛立っていた 僕の言葉に対し、珍しく、それは極めて珍しくつっかかった 僕は、心の中で ここでしっかり叩いておかないと、本人はつけあがるし、周りに示しがつかない という気持ちが湧いた しかし、その一方で 彼は、家に帰れば3人の子供がいるお父さんじゃないか、家族を支える父親が会社で罵倒されていい訳がない という気持ちが起こりました 結局、後者の気持ちが勝ち、僕は怒鳴りたい気持ちを何とか抑えました でも、果たしてそれで良かったのか、ガツンとかましておくべきではなかったかという気持ちが一夜明けた今朝もずっとくすぶっていました 今朝、会社に着いた頃にはまた再び落ち着き、 どうして彼はあんなに感情を露わにしたのか、彼が間違っているのなら、きっちり注意してやるのが自分の努めだと思い直しました 会社についてしばらくすると、彼が僕の席の近くに来ました この時の僕は、彼が他人を不愉快にさせてまで自我を通す人間なら怒鳴りつけてでも目を覚まさせるのが自分の役目だと思い、彼に声をかけました 「Oちゃん、昨日の話やけどなあ…」 すると、彼は大きな体を直角に曲げ 「パパさん、すみません実はあの時は別のことに腹を立てていたのです。いつも良くしてもらっている先輩に嫌な顔をしてすみません」 って頭を下げたのです その時の僕の気持ち… あ~、短気を起こさなくて良かった 僕はさっきまでのクサクサしていた気持ちがどっかに飛んで行きました 「Oちゃん、そんな時はな。オレの所へ来て発散せえよ。かまへんかまへん、気にすんな。君もあっちこっちから板挟みになってしんどかったやろ?」 それから彼がいつもの明るくバイタリティあふれる社員に戻ったことは言うまでもありません ああ、短気を起こさなくてよかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月17日 23時13分57秒
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