カテゴリ:プチ京都(^^)
皆さん、毎日暑いですがお元気ですか? 僕は昨日14日の土曜日 会社の帰りに、下鴨神社の前にある骨董&ギャラリー「川口美術」へ韓国古陶磁探求陶人展を見に行ってきました この陶人展には、僕の中学の担任の先生の息子さん、西林学さんが出展しておられるのです 先生から先日案内状をいただき、京都で見られるなら是非見てみたいと思い、出かけてきました ギャラリーは下鴨神社の鳥居の真ん前にありました 入り口のガラス扉を開けると誰もおらず、どうぞ2階へと表示されています 階段を上ると、何人かの陶人の作品が展示されていました ありました 西林さんの作品 陶磁については、全く知識がありませんが、どの作品も素朴で、作品毎に風合いも異なり、作った西林さんの誠実で素朴な人間性が現れているように感じました せっかくだから記念に1つ購入しようかとしたのですが、お小遣い前の僕には手が出ませんでした(T_T) 作品を見ているうちに、汗が引き、心の中まできれいになったような感じがしました 勘ちゃん、見てる? 実はこの界隈、個人的にとても懐かしい思い出のある場所なのです でも、いつもは素通りするばかりで、ゆっくり歩いてみるのは実に30年ばかり振りです この場所のすぐ近くに、僕が通っていた学校がありました 高校を出て親友の勘ちゃんと2人でこの学校へやってきたのです ギャラリーの前から、高野川にかかる河合橋を渡ると、叡電「出町柳駅」が見えてきます 当時は、とてもレトロな電車で、車内にマイクはなく、紺色の詰め入りの制服に料金鞄を斜めに吊った車掌さんが肉声で「次はぁ、『元田中ぁぁ』」なんて言ってて、今から思えばほんまに終戦直後のような電車でした 今では駅舎も近代的になりました(確か、当時は木造だったような気がします) 当時と大きく異なるのは、当時は三条か終点だった京阪電車が、地下化されて出町柳まで伸びていることです 駅前の名曲喫茶はビルになっていましたが、今もありました アルバイトの給料が入ったときは、ここでのんびり音楽を聴いたものです でも、30年も経つとすっかり風景は変わってしまい昔懐かしい建物はほとんどありません このビル、昔は平屋建ての不動産屋だったなところだ 橋のたもとの交番 おまわりさんが立っているときは、煙草を消したりしたものです(なんて真面目な未成年だろ) さて、ラストの写真はこれ 今出川通りにかかる加茂大橋から上流を望む 右手が比叡山から流れてくる高野川、左手が雲ヶ畑から流れてくる賀茂川 中央の中州のこんもりしたところが、糺の森で、この中に下鴨神社があります 僕が以前作った下鴨神社紹介のページも見て下さいね 京都に来た初めての夏の晩 余りの暑さに、友人宅で酒盛りをして夜中にこの中州まで涼みに来たのは良かったんだけど、勘ちゃんがつぶれてしまい 終電も終わっているので、僕の下宿まで肩を担いで歩いたのを本当に懐かしく思い出します 先生からの案内状のおかげで、陶芸に触れられたばかりか、懐かしい昔を辿ることが出来ました とても有意義な一日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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