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シングル母のアメリカ暮らし

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2004.05.11
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カテゴリ:離婚生活
きのうは母の日だった。

例年は元夫の親戚宅で過ごしていたが、離婚が成立した今年は呼ばれる事もなかった。当たり前といえば当たり前だが、そこの親戚とは、ちょっと違うつきあい方をしていたので、何だか寂しい気もした。
向こうもそれなりにいろいろ考えるところがあるのだろう。面倒だなと思っているのかもしれないし。別にいいけど、さ。なんて感じで少しひねくれた感情もそこにはあった。

元夫は決して悪い人間ではない。でも自分とは合わなかったのだ。今はお互い感情のすれ違いもあり、他のいろいろな問題も絡んでいて、関係はすこぶる友好的、というわけにはいかない。向こうは時として友好関係を求めてくるが、私の方は顔もみたくない日が多々あったりする。
被害妄想に陥る時もあれば、やたら攻撃的な気分の時もある。
いつか時間が解決してくれるかなと願ってはいるけれど。

夫には恵まれなかったが、相手の家族には恵まれた。
彼の母親は私のカウンセラーのように、時には何時間も話を聞いてくれた。何度も何度も私のために泣いてくれた。きのうも旅行先の遠いところから「母の日おめでとう」と電話をくれ、私がどう過ごしているのかをとても気遣ってくれた。本当にやさしい人なのだ。

義父は寡黙な人である。この件に関して彼と話をした事はないが、元夫が離婚を切り出した時、ものすごく憤慨していたのもこの親父さんである。いつもの厳つい顔が、孫を見る時だけはくしゃくしゃになる。孫に本を読んであげている時の嬉しそうな顔。うちの息子たちも祖父母が大好きである。

元夫には3人の兄弟がいる。
一番上の兄はこの近くに住んでいる。私は彼の妻とは懇意にしていて、今は彼女のために週2回ほど仕事をしている。彼女はすごくドライでクールな印象を与えるが、実は思いやりのある人である。離婚に関しては弁護士のことから、保険の事からいろいろ世話になった。

彼女の両親もこのエリアに住んでいて、いろいろと気にかけてくれ、ホリデイなどは一緒に過ごそうとよく誘ってくれる。
この一家にも世話になりっぱなしだ。

2番目の兄はここから200マイルほど離れたところに住んでいる。元夫の一番の仲良しである。ここはここで夫婦間の色々な問題を抱えてはいるが、何とかやっているようだ。この義兄はとてもフェアな人で、私たちの離婚が決まった時に電話をくれて何時間も話をした。「もうBrother in lawって呼べなくなっちゃうね」と言ったら、「じゃあ、本当のBrotherだと思えばいいじゃないか」などというセリフを吐いて、私を泣かせたやつである。

元夫の下に弟がいる。始めてあった時はまだギリギリ十代だったと思う。ちょっとした問題児で、家出・ドラッグ・酒などを繰返し、親を泣かせた男だ。その後ミリタリーに入り、除隊して大学に行き、今は働いてはいるがなかなか人との距離がうまくつかめないようで、転職を繰返している。

私はこの弟も好きだ。一つ間違えればジャークなんだけど、きれいな澄んだ心を持っている。この2ー3年はけっこう話もするようになり、少しは打ち解けてくれたと思う。先日カリフォルニアに来た際、義姉の家で仕事をしていた私のところへふらりと寄ってくれた。

今まで照れ屋の義弟から、特別思いやりのある言葉なんてかけてもらった事はないんだけど、今回はいいにくそうにポツポツと「あいつら(息子らの事)はずっと俺の甥である事には変わらないから。SAKUZOのこともずっとSister in Lawだと思っているから。」と言ってくれた。その後話していて「自分は人とうまくやっていける人間じゃない」と言った彼に「私はあなたをとても温かい人だとずっと思ってたよ」と伝えたら「ありがとう」って照れて笑った。

私の家族はここにはいない。息子たちだけだ。元夫の家族は大好きだったけど、離婚した今、私にとってはあの人たちをもう家族とは呼べない、と決めつけていた。だから皆から色々とやさしいメッセージをもらっても、すごくうれしかったのと同時に、冷めている自分もいた。やっぱり前と同じようなわけにはいかないんだよって。何か荒んだような気持はは消えなかった。だから昨日の母の日を母子3人で過ごした事も、「ほらね、これからだってずっとこうなんだから」と、我ながら情けないほどネガティブな気持になっていたし、その自己嫌悪でますます落ち込んだ。

ゆうべ11時頃電話がなった。2番目の義兄からだった。
「母の日おめでとう。明日になる前に言っておきたかっんだ。」と。
それから少し話をした。息子達のこれからについていろいろ心配してくれていた。男の子は10代になるといろいろ大変な時期もあるし、弟(元夫)がいるけど奴はわかっていない部分もあるからね、自分で良ければ何でも相談してくれ、と。心底有り難いと思う。

電話を切る前に義兄が言った事。「これだけは忘れないで欲しいんだけど。離婚したって君は大事な家族なんだよ。自分はそう思っているし、他のみんなもそう思っているから。じゃあおやすみ。」

心の中のささくれだっていたものが、消えていくのがわかり、
久しぶりに何だか泣けてしかたなかった。



本日の献立:
サーモンの照焼き、ごはん、ワカメの味噌汁、野菜炒め





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Last updated  2004.05.11 16:11:43
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