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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2008.02.27
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カテゴリ:離婚生活
もう何年前になるのか、
私自身どーでもよくなってきちゃったので、
もう最近は忘れかけているけれど、
元夫と別居したばかりの頃、夕飯の時間がとても嫌だった。
子供と3人だけで囲む食卓がものすごく寂しかったのだ。
昼間は元気なのにこの時間になるとウツ状態になった。
それでも子供たちと一緒のときは無理矢理頑張って支度をしてたと思う。


それでもたまにベビーシッターのYちゃんにごはんだけ来てもらったり、
お友だちに誘ってもらったりするとほっとしつつ、毎日をやり過ごした。
なにしろ家に帰って3人でごはんを食べるのを避けたくても
まだ子供も小さかったし、そうそう外へ食事にも行けなかったし。


そんな頃、長男が友だちにピアノを教えてもらうことになった。
ちょうど初めてのレッスンが夕方にさしかかったので、
「ついでに夕飯食べてく?」とのお誘いに遠慮もせずにとびついた。


次の週も、またごちそうになった。
仲の良い友人夫婦だったし、子供たち同士も友だちだし、
なにより家で3人で食べなくていいので嬉しかった。


そしてさらにその翌週は「ごちそうになってばかりだから、
今夜は私が作るね」と言って、私の方から持ちかけた。
いつの間にかそれが何となく習慣になって、
週に1回の夕食会(兼ピアノのレッスン)は日常化し、
かれこれ5年が経とうとしている。


このことはもう何回かここにも書いているのだけど、
この友人夫婦とのつきあいはもう家族のようなものだ。
一緒に旅行に行ったり、キャンプをしたり、留守宅を預かったり。
この5年間で、私は失った元亭主のかわりに
新しい家族を手に入れたような気すらしてくる。


もうこの数年は、子供たちと3人で食事を食べても
別に寂しくも何ともないし、それはそれで気楽なんだけど、
でもやっぱり毎週金曜の友人家族との夕飯が
1週でもスキップしてしまうとなんだかその週末は
物足りなく感じてしまう。


今、その友人夫婦はふたりともパート学生をしてるんだけど、
今週から4週間、友人妻の方が月~金の間、研修でいなくなる。
で、友人夫のクラスの都合で月曜日だけ子供を預かるんだけど、
きのうはまだまだ風邪であまり調子が良くなかったけど
まあとにかく来てもらったわけだ。
で、ついでに夕飯も簡単に用意して、友人夫が迎えに来た時に、
いつもとは違い、私の家で、友人妻抜きで5人でごはんを食べたんだけど、
やっぱり一人欠けるとなんとなく寂しいものだ。(笑)


おはしをせっせと動かしながら、
「はやくEが帰ってくるといいねー」
「そうだねー、取りあえず金曜日には帰って来るよ」
「じゃあ、金曜日はお鍋にでもしようか」
なんていう会話のやり取りが、平凡なホームドラマみたいで、
ふと一人で笑ってしまったんだけど、
こんな時「ああ、私にはこの人たちがいるから再婚なんかしなくていいや」
なんて思っちゃったりして。
する気もするアテもないんだけどね。


なんで、ここにこんな事をダラダラ書いているのかと言うと、
たとえばいろんなそれぞれの理由から、
子供とだけの食卓が暗く寂しいものに思えるような人がいたとしたら、
ぜひとも同じような境遇の家族や、もしくは親しい友人などを呼んだり訪ねたりして、
食卓を賑やかにすることを試してみたらどうかな、と思ったわけ。
もちろん気疲れしてしまうようならかえって逆効果なんだけどね。


私の場合は、この人たちのおかげで、
ずいぶん離婚生活がラクなものになったから。
会話が弾んで、笑いながらごはんを食べる事の楽しさを
失わずにすんでいる。


もうひとり、やっぱりシングルママの友だちがいて、
定期的にでこそないけれど、子供たち同士も友だちで、
やっぱり一緒にでかけたりごはんを食べたり、
預けたり預かったりする事がこの数年多くなったんだけど、
彼女の子供がある日泊まりに来た時、ぽつんと言った。
「君たちはさ、もちろん友だちなんだけど、
なんていうかさ、もっと家族みたいな感じなんだ。」
一人っ子の彼がそういうのを聞いて、なんか嬉しくて涙が出た。


海外に出て家族と離れ、結婚して子供ができて。
でもその結婚がこわれてしまって、今更日本にももどれなくて。
そんなケースは幾らでもあると思う。
自分の家族もいない、心細い状態で子供を育てていく。
もちろん経済的にもいろいろと大変なんだけど、
精神的に、非常にさみしい、たよりない気持でいる人、
たくさんいるんじゃないのかな、と思う。
そんな時、同じ境遇の仲間を求めたり、
人に甘えたりするのって決していけない事じゃないと思うよ。


自力で立ち上がって一人でやっていくのも素敵だけど、
ちょっと回りに甘えて自分を取り戻すってことも決して悪くない。
いつのまにかそんな友だちに支えられて、
自分も一回り以上大きく強くなっている事に
気がつく場合もあると思うから。


ま、私の場合、いろんな意味で大きく強くなっちゃいましたけど。(泣)





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Last updated  2008.02.27 14:10:17
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