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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.05.23
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今日は海に行ってきた。
誕生日のパーティがあったのだ。
うちの子供たちは海が大好きなので、きのうからもううるさい。
「何時に行くの?」
「11時」
「オレは起きたらすぐ行きたいな。6時とか。」
「勘弁してくれ。」
「じゃあ7時でもいいよ。」
とまあ、こんな具合である。

頼まれていたポットのお茶と、水を2ガロン詰め込んで、さあ出発。
そこのビーチまでは軽く小1時間の道のりだ。
それにしても天気が悪い。曇っているし風はびゅうびゅう吹いているし、
こんな日にビーチに行く奴はそうそういないだろう。

最近長距離ドライブの友として、しりとりが私と長男の間ではやっている。
次男は日本語の語彙が少ないので、
「ちぇ、また『しぐとい』か。」などと文句を言っている。
し、り、と、り、だよ。
長男Mの得意技は「文章攻め」である。

私「あ」
M「あ・・・あしたまたきてね。次は、ね。」
私「ね・・・ねこ。次は、こ。」
M「こ・・・こんやはかえらない。 い、だよ。」
何だ、その今夜は帰らない、つうのは。
10年はやいよ(笑)

まあ、こんな反則しりとりも、日本語をキープするためだと思えば許してやろう。
時々爆笑ヒットもあるし。

なんて事をしているうちに、ビーチに着いた。
暖かい。
曇ってはいるけれど、風がうちの方よりずっとあったかいのだ。

子供たちは一目散に水際に向かって駆け出した。

そのビーチはこじんまりしたビーチで、砂浜と岩場があり、ほぼ一日貸し切り状態だった。友達曰く、かなりの穴場らしい。天気のせいかな、と思ったけど、行きがけにみた他のビーチはわりと人がいたのだ。

息子たちは他の友達と合流して、貝殻を集めたり、穴を掘ったり、水際で波とたわむれたり。とにかく忙しい。岩場にはいろいろなものが生息していて中には大人の手のひらサイズのヒトデもいたし、小さなカニもいた。
長男がカニを二匹捕まえてきて、「ママ、みて。これって食べられるの?』と聞いた。
魚介類をみて、すぐに食べ物を連想するあたりは、もう立派な日本人だ。

日本から来たばかりの頃、通ってた英語学校の日本人の友達と水族館に行った事がある。その一角にあわびやうになどの小さい生物をさわれるコーナーがあり、私たちはそれを見て、二人で同時に「おいしそうね」とつぶやいてしまったものだった。それからはどの魚をみても、刺身や焼き魚のことしか考えられなくなってしまった。
東海林さだおのエッセイによると、ある日本の魚介図鑑には魚の名前と生息地や◯◯科、といった記述の他に調理法も書いてあったそうだ。
「煮て食べる」「塩焼きがおいしい』といった具合に。
おもしろそうなので、いつか見てみたいものだ。

いつのまにか長男の戦利品がバケツ一杯にたまっている。
各種貝殻、死んだ蟹の甲羅、海藻、ひからびたクラゲ、波に洗われて丸くなったガラスびんのかけら。
こんなもの、どーしろっていうの。

そのうちケーキタイムがはじまった。
今日の子の両親はチャイニーズアメリカンだったせいか、ケーキはおいしいチャイニーズのベーカリーのものである。フルーツと生クリームがたっぷり、スポンジは甘さ控えめでしっとり。
ダイエット中の自分を呪った。
息子たちはめいめい大きな一切れをもらい、一心不乱に食べている。
「もひとつ食べてもいい?」
「聞いてごらん」
というと、からっぽの皿を持ってお代わりに行った。
結局ふたりとも3切れずつ食べていた。
他のアメリカ人のお母さんたちも、
「おいしいね、これ。もうこれで5切れめ」
「私も大きいの二つもらって、娘の残したのまで食べちゃった」
などと言っている。
何だ、アメリカ人といえどもちゃんとこの美味しさがわかるんじゃないか。
じゃあ何故みんな、あの激甘アメリカンケーキをやめないの?

4時になり、いちおうお開きという事で、一人減り二人減り、ビーチはだんだん静かになっていった。波の音が大きくなってきたように聞こえる。
うちの息子たちはまだ真剣に波打ち際や岩場で何かしている。
「ねえ、もうそろそろ帰ろうよ。」
「やだよ。まだ、そんなに遊んでないよ。」
遊んでないってね、11時から遊んでんだよ(怒)

結局6時半までそこにいた。
私たちが最後だ。
こうなることは何となくわかっていたので、ベーグルとクリームチーズとソーセージなどを持ってきていた。帰る前に食べさせる。

案の定、次男はころんと寝てしまった。
長男は必死に起きていたけど、アクビばかりでだいぶ辛そうだ。
家に帰って、おなかすいたという長男に簡単な夕飯を作る。
食べたらバタンキューだ。

子供の特権である、倒れるまで遊ぶ、というのを堪能した1日だった。


今夜の夕食;
パスタ入りオムレツ(長男)、ブロッコリーとゆでソーセージ(私)
ひたすら爆睡(次男)





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Last updated  2004.05.23 17:39:30
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