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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.06.03
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今日は救急外来にかけこんでしまった。

学校がおやすみになった次男、どうしても自転車を乗りにいきたいというので、長男を学校に落とした後、いつもの公園に行った。
そこは駐車場の一角をつぶして、スケボー&自転車用に滑り台のようなものが設置されていて、次男はそこを自転車で駆け上ったり降りたりするのが好きなのだ。

最近ではななめにおりたり、上でくくっと止まってみたり、なかなかマウンテンバイクの心得がある。本人もいい気になってだんだん高度な技に挑戦してきていた。だから、こうなる予感はあったのだ。

ななめに駆け上る途中で方向転換して、脇からおりる、という技を練習していた時、ちょっと上まで行き過ぎて、高いところからジャンプしてしまい、地面に車輪と顔が突っ込んだ。あわてて駆け寄ると、血がぼたぼたたれている。



ひょえー!!<血が苦手な母



あわてて車に走り、救急セットをもって息子に駆け寄り、様子をよく見ると。




アゴのしたがぱっくり。(母、めまいと貧血)




涙と血でわんわん泣く次男をかかえて車にのせ、患部をガーゼでおさえてシートベルトにくくりつけ、倒れた自転車を持ち上げて、車に戻ろうとしたその瞬間、地面におちた血が見えた。

はっ、こんなところに血痕を残していっていいものだろうか。水で流さなきゃいけないだろうか。水は、水はどこだ。これを見て誰かが警察に通報しないだろうか。これを見た人はきっと気分が悪くなるに違いない。ああ、どうしよう。

この間わずか数秒だったと思うが、パニックになった頭でぐるぐるといろんな事を考えたのだ。それからはっと我に返り、
「そんな事をしている場合じゃなーい!!! 病院だー!」

急いで病院に向かった。
だいぶ様子の落ち着いた次男に声をかけつつ、車で15分はかかる行きつけの病院まで車を走らせた。フリーウエイで運転している最中も、
「ここで急ぐのはいいが、スピードを出しすぎて、捕まっては元も子もないぞ。でももしおまわりさんに止められたらどうしよう。泣いて訴えるべきか。万が一私がパニックになって、うっかりドアをあけてしまって、銃で撃たれたりしたらどうすればいいのだ。よーし、73マイルでいこう。それならば止められまい。」とパニックなんだか冷静なんだかわからない頭で、またぐるぐるといろんな事を考えつつ、ようやく到着。

最近のERはすごいんですねー。
なんと入り口のドアの横に「Free Valet Parking」とあって、お兄ちゃんが救急外来に来た人のために、カギを預かって車を代わりに止めてきてくれる。しかも無料だ。本当に助かるサービスだ。だってそんなところに止めておけないし、駐車場を探すのも大変なのだ。1年前にきた時はこんなサービスはなかったぞ。

カギを預けて中に入る。よかった。ガラガラだ。
血だらけの次男の様子を見てか、待たされずにすぐ中に入れてくれた。
中では看護婦さんやドクターが入れ替わりやってきては、息子の緊張をほぐそうと冗談を言いながら息子のアゴの様子を見ている。

脳しんとうはおこしていないか、首や耳に異常はないか、いろいろチェックしながら、外科医の先生を呼んでくれる。10分ほどして、おなかの突き出た外科医の先生がやってきた。
「やあやあやあ、君の傷はどんな具合かな。おー、すごいなあ、泣かないのか、えらいなあ。おー、これかー、大丈夫だ。すぐ治してやるからなー」といった調子で矢継ぎ早に話をしている。

すぐに縫合の準備を始めてくれた。
青いぬのにつつまれた「手術セット・小」といった感じのものが運ばれた。
次男は寝かされ、いきなり先生が注射器を取り出したので固まっている。
麻酔をかけられ、消毒されたときが痛かったみたいだ。
「あお、あお、あおう、あおう」と泣き始めたのを聞いた時、いたたまれない気持になったと同時に「この反応はガイジンだな。こいつはやっぱり日本人ではないな」などとバカなことも考えていたのは事実だ。

かわいそうなので、足をさすってやっていたら、邪魔だったらしく看護士の男性に、「お母さん、外に出ててね」と笑顔で言われてしまった。

カーテンの向こうでは、次男の声がしない。麻酔が効いているのだろうか。泣いていないところをみるとそうなのだろう。寝ちゃってたらどうしよう。起きるまで待ってないといけないのかな、などとまたグルグル思考回路が活発になる。

待つ事10分、カーテンがあき、次男がちょっとニヤニヤして横たわっている。「痛かった?』と聞くと、「最初は痛かったけど、あとはくすぐったかった」と言う。
おお、お前は大物だ。

傷口は縫合されたものの、むき出し状態だ。
「あとは抗生物質の処方箋を出しておくから帰っていいよ。」
「え?? あの、ここんとこむき出しなんですけど」
「ああ、もう今は包帯とかガーゼとかで覆わないんだよ。その方がなおりも早いし、だいいちきれいに治るからね。一日3回消毒してあげて。」

うーん、むき出しかあ、ちょっとイヤかも。

「よーし、もう終わりだ。帰っていいよ。
さあ、お母さんがきっと君にアイスクリームを買ってくれるよ。」


こ、この医者。よけいな事を。


すっかりその気になった次男、もうすでにどのフレーバーがいいか、医者と話し合っている。ま、いいか。泣かずに頑張ったしね。

外に出てさっきもらった半券を渡し、車を持ってきてもらう。
お昼にパンを買い、アイスクリームショップによると、
ちょうど時間になったので、長男を迎えにいった。
アイスクリームの事は黙っていろといったのに、
やっぱり話してしまった。このおしゃべりが!

「IT'S NOT FAIR!  ずるいなあ、Aだけアイスクリーム??
オレも病院にいっていい?」

何しに行くんだよ、もう。
次男を気遣う心はないのか?
(かわいそうだと思わないの?と聞いたら、おざなりにハグしてました)

母は疲れた。
勘弁してくれ。


本日の献立:
ビーフシチュー、ごはん、ブロッコリー、卵サンド(次男用)





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Last updated  2004.06.03 23:48:00
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