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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.06.17
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今思えば、あれは一体何だったのだろうか。

長男は今でこそ、まったく普通の子だが、
小さい頃はいろいろなエピソードがあった。

まず「おともだち」がたくさんいたのである。

最初のうちは、
「はは、かわいいねえ。空想のお友達がたくさんいるんだね。」
なんて周りの人も笑っていたが、
そのうちあまり笑ってもいられなくなってきた。

よくうちに遊びにきていたのが、
リックとマーブルという男の子である。
長男曰く、「時々上から降りて来る」そうだ。
もちろん私には見えなかった。

お友達のピーター(仮名・本物)と公園に行った時の事。
二人でふざけっこして芝生の上を駆け回っていた。
ピーターが少し離れたところに走って行くと、息子はその背中に向かって
「Peter, Cathy, Where are you going?!」と叫んだのである。
思わずピーターのお母さんと顔を見合わせてしまった。
「キャシーって誰なのよ!!!」

これらの名前にまったく心当たりはないが、でもまあこれだけならいい。



怖かったのは。



電話が鳴ると、「あっ、XXちゃんだ」
「あっはっは、わかるわけないでしょ。」
受話器をとるとその子のお母さんである。
相手はいろいろだったが、そんな事は1度や2度ではなかった。


ピンポン、とドアベルがなる。
部屋の中にいた息子は、「あっ◯◯ちゃんだ。」
「まさかー、約束してないよ。」
ドアをあけると◯◯のお母さんだけが、お裾分けを持って立っていた。
「ごめんねー、電話もしないで。◯◯今日いないし、これだけ持ってきた」
こういう事も何回かあった。


「ママー、誰か来たよ。」と呼びにきた息子。
「誰かノックしたの? ピンポンて鳴らなかったよ。」とドアに向かう私。
「ううん、そこに優しい男の人がいるよ。ほら。」
もちろん。そこには誰もいないんである。
思わず足がすくんでしまった。



横になって寝かしつけていた時の事。
「ママ、誰かいる。」
目がパッチリ開いて、私の肩越しに「何か」を見ている。
「えッッッ? だ、誰?(泣き声)」
「しっ。ママ。いいよ、僕が話すから。」
やめてよう、こんな暗がりで。(怖)


思えば2才くらいの頃から、こんなことはよくあった。
夕飯のテーブルで、ハイチェアに座らせて食べていると、
よく目が宙を追っていた。
ダイニングルームの入り口から、目で何かを追い、
「あー、いたー。(ニッコリ)」
そして、また入り口の方に視線が戻る。
「あー、いっちゃったねー。」
行っちゃったのは、一体なに?

住んでいた家に何か憑いているのか、とも思ったが、
日本の実家や妹の家でも変わらなかった。
妹の家では、皆が夕飯を食べているテーブルから、一人ぬけだし、
誰もいないリビングをのぞきこんで、「あ、誰かいるよ」とひとこと。
同居のお舅さんを始め、皆を恐怖のどん底におとしいれた。


妹は霊感Mと名付け、なんとかその力にあやかろうとしていた。
日本に連れ帰った時は、宝くじの数字も決めさせた。
あたらなかった。
奴の霊感なんて所詮はそんなもんである。


これは2歳くらいから始まり、
5歳になる頃まで続いたが、その後ピタリとそういうことは言わなくなった。
子供というのは、きっと皆そういうものなんだろう、とも思ったが、
人の話を聞く限りはそうでもないようである。
確かに次男に関してはそんな気配はみじんもない。

不思議な事である。

でももしかしたら、不思議でもなんでもないのかもしれない。
もう何も見ていないらしい長男を見て、
ほっとするような、つまらないような。


惜しいよな、夏の人気者になれたのに。



本日の献立:
ミニハンバーグの酢豚風あんかけ、ごはん、ポテトサラダ、
ブロッコリー、いちご





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Last updated  2004.06.17 12:08:18
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