|
カテゴリ:離婚生活
ゆうべから、子供たちがいない。
父親がさらっていったのだ。 いちおう合法的だから誘拐ではない。 子供たちにとっても珠玉の時間である。 でも、寂しい。 家の中は火が消えたようである。 こんな時、誰かがそばにいてくれたらな、と思うけど、 ここには外で鳴くコオロギしかいないのだ。 子供というのは騒がしい。 いつも私のところにきては、お互いの悪口を言ったり、 時にはわめきあったりしている。 かと思えばベタベタまとわりついてきて 暑苦しいと感じるときもある。 だからいないと本当に静かだ。 冷蔵庫の音が妙に大きく響き渡る。 いつもなら寝息をたてているベッドもからっぽだ。 ぜいたくだな、と思う。 思うように子供に会えない お父さんやお母さんもいるのに。 今、我が子と楽しく過ごしている、 彼らの父親だってそうなのだ。 たった2-3日離れるだけで、 こんなにポッカリ穴があくのに。 子供を想うおとうさん。 子供に会いたいおかあさん。 一緒にお茶でものみたいね。 今夜はきれいな満月ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[離婚生活] カテゴリの最新記事
|