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シングル母のアメリカ暮らし

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2004.07.18
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カテゴリ:母のひとりごと
友だちから携帯に電話があった。

先週末、デートをしたという。

離婚後初めてのデートだ。
お相手は、やり手の起業家で、かなり羽振りもいいようだ。
1年の半分をカリフォルニアと、もう一つの州に住んでいるらしい。
二人でビーチに行き、散歩した後、レストランに行ったそうだ。
けっこううれしそうだった。

いいなあ。(笑)

別のともだちもメールをくれた。
気になる人がいるという。
彼女も色々悲しい思いをした人だ。

うーん、花盛りね。


私はといえば今日も一日のんびりさせてもらって、
楽天のぞいたり、プールで泳いだり。
そして夕飯後は、
義父母と一緒にここから20分の州都まで車を走らせ、
コンサートに行った。

オーケストラとコーラスと司会からなるそのコンサートは
とってもとっても良かった。
2時間の間、コンサートを聞きながら、
またお得意の「考え事」をした。

今日プールサイドで義母といろいろ話をしたのだ。
元夫の新妻から、手紙がきたそうだ。
元夫の家族に会える日を楽しみにしているし、
彼の妻として一生懸命やるつもりだと書いてあったそうだ。
義母としては心中複雑だけど、
やはり彼女を家族の一員として受け入れるべきだと思う、と言っていた。

もちろんだ。彼女はもう正式に妻なのだから。
でも正直いって、なんだか「来る時が来たな」という感じだ。
私は明日、ここを去る。
次はいつ来れるか。もう来れないかもしれないのだ。
子供たちが今度、祖父母宅に来る時は、
私の代わりに彼女がいるのだ。
でもその事はもう考えない。


義母は「あなたにも必ずいい人が見つかる」と言い切った。

私はあまりマイナス思考ではないつもりだが、
あまり期待はしていない、と答えた。
私には子供が二人いるし、若くはないし、外見もぱっとしない。
これはネガティブ思考というより現実だ。
それにもし次があるなら相手は、バックグラウンドとして
宗教や人種や文化のどれかは一緒でありたい(できたら全部)ので、
はっきり言って、選択の幅はおそろしくせまい。


でも彼女は言った。
「You will never know」

まあね。確かに先の事はわからないけど。
だから絶対という言葉はないけどね。
でも私は子供と三人で今のところ十分楽しいのだ。
これは本当。


そんな事を考えながら、ふと周りを見渡すと、
あらま、カップルだらけ。
若い人達もいれば、年配の夫婦もたくさんいる。
何となく観察していると、みんな曲が一つ終わるたび、
隣の愛する人と、感動を分かち合っているのだ。
目配せしたり、ほほえんだり、手を握り合ったり。



突然、だばーっと涙が出た。



幸いとなりに座っていた義母は、
コックリコックリと舟をこいでいたので
気がつかれなかった。
自分を哀れんでいるのでもなく、
ひがんでいるのでもなく、
何か、心の中に暖かいものが満ちたのだ。


恋の予感。
というより、願望かな。

私がきちんと毎日を誠実に生きていれば、
私も子供もまるごと受け入れてくれる、
心の広いお方が現れるかもしれない。

何年もドキドキするような事もなかった私に取って、
あまりそういう想像はピンとはこないけど、
でも何だか、本当に元夫とはお別れだ、といえる気がした。


彼自身にはもう未練はない。
でも、元夫と一緒に暮らした生活や、思い出や、
いろいろとまつわるものに未練があったと思う。
今度は本当に決別しなきゃ。


そしたら新しい一歩が踏み出せる気がする。
すぐには無理かもしれないけど、
そのうちきっと、本当に明るく笑って元夫と話せる日も来るだろう。


その時に、
隣に、嬉しい事も悲しい事も小さな小さな出来事さえも
分かち合える人がいたら、なおいいな、と思う。


この日記を始めた時は気持もかたくなだったけど、
こうして日が経つにつれて、
人の感情は少しずつ変わっていくのだ。


この楽天日記。
後で読み返した時に、離婚で落ち込んだ自分を取り戻す、
ちいさなジャーニーになっているといいな、と思う。





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Last updated  2004.07.18 14:44:23
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