シングル母のアメリカ暮らし

なんだか「すてきな奥さん」の記事タイトルみたいになってしまった。

韓国料理を食べにいくと、
頼んでもいないいろいろな小皿が出てくる。
白菜キムチ、オイキムチ、大根の漬け物、辛い塩辛のようなもの、
豆もやしのナムル、水キムチ。
テーブルの上が賑やかになって、何だかとってもうれしくなる。


日本のごはんもそうだ。
もともとは小皿にちまちまと盛られて、何だかおかずが
たくさんあるような気になったものだ。
でも面倒くさい。


中国などは欧米方式だ。
大皿に盛られたおかずをみんなで取り分ける。
本当はこの方が面倒がないし、
私もこの方式を採用している。
というか、いちいち小皿によそっている時間があったら
もう一品あった方がうれしいのだ。


私が日記に本日の献立を記しているのは、
自分がどんなものを作ったかを記録するためでもあるし、
あとで見て、献立を考える参考になるかもしれないし、
そして何より、自分を鼓舞してごはん作るぞ、
という気にさせるためのものでもあるのだ。


たくさんの品数がある、とお褒めの言葉を頂いたことも何度かあるが、
前日の残り物を並べているだけだったりする事も多い。
そしてもう一つのお役立ち品は、常備菜と冷凍食品だ。


わりあいよく常備するものは
野菜の煮物などである。
ラタトゥイユのような、にんにくと夏野菜を煮込んだだけのものは、
冷蔵庫に入れておいてしばらく楽しめる。
暖かくても冷たくても美味しい。だからたくさん作っておく。
パスタソースやリゾットにもなったりする。
ゆうべのいんげんの煮物はその応用である。
これはローリエなどを多めに入れておくとけっこう持つ。


それからきゅうりとトマトと玉ネギなどを刻んでおくと、
そのままサラダに加えてもいいし、そうめんの薬味にしちゃうときもあるし、
クスクスと和えてオリーブ油を混ぜてタブレにしたりもする。


かぼちゃやサツマイモをゆでたら、あまったやつは
刻んでたまねぎスライスとともにマヨネーズで和えておく。
これも３日くらいは保存がきくものだ。


マッシュポテトなども多めに作っておくと、コロッケも作れるし、
ポテサラもできるし、ポテトのグラタン、
たらこスパの素と和えてタラモサラダなど、とっても便利。


１年くらい前にネットで覚えた「とりハム」や、
醤油味の焼豚なども力強い味方だ。
それから鶏や豚などをローリエと一緒にゆでて、
ゆで汁と葉っぱごと冷蔵すると、これがけっこう使えるのだ。



そして何といってもうちに欠かせないのは冷凍食品。


餃子は面倒なので必ず多めに作る。
たいていは、タネの段階で小分けにして冷凍し、
解凍したものを水気を切って、皮につつむ。
しゅうまいは皮に包んで冷凍する。
コロッケやカツ、フライものは衣をつけて冷凍する。
カレーも冷凍するし、おこわなども冷凍する。


時間がある時にこういうストックをたくさん作っておくと、
「これで何があっても大丈夫」という
心強い気にもなるのだ。
もちろん上に掲げたような事を毎日やっているわけじゃない。
出来る時に出来る事だけする。


出来ないときは市販のお惣菜や冷凍食品だっていっこうにかまわない。
そこまで手作りにこだわっているわけでもない。


ちなみにうちに良く登場する冷凍食品は、

＊チャイニーズの水餃子（スープにいれてもいいし、鍋の具にもばっちり）
＊チャイニーズのBBQポーク肉まん
＊えだまめ
＊Trader Joe'sで売っているチキンナゲット
＊Trader Joe'sで売っているほうれんそうのフィロ包み
＊同じく、マッシュルームのフィロ包み
＊讃岐うどん
＊タキート（お肉をコーンのトルティーヤでくるくる巻いたもの）

といったところか。


これは我が家おすすめの常備菜＆冷凍食品だ、というのがありましたら
ぜひさくさく日記までコメントをお寄せください。
自家製・市販は問いません。


本日の献立：
ハワイアンポーク（パイナップルとケチャップで煮込んだもの）
にんじんとコーンのピラフ、ゆで野菜（ビーツ、ブロッコリー、カリフラワー）、ガーリックブレッド