シングル母のアメリカ暮らし

まずはご心配いただいた皆様へ
感謝の意を込めて、昨夜の結果報告を。



御一名様、ご昇天。



昼間の明るい光の中でよく見たら
一匹ひっくり返っていました。
ご遺体をよくみると、１センチくらいのちびさんだった。
あんな小さい奴にバルサン１本使ったなんて。
ちょっと可哀想な気もした。


いやいや同情は禁物。
ここでいらぬ仏心なんかだしたら、
あとで３０倍に跳ね返ってくるんだから。
ひょっとしたらもうすでに
弔い合戦の相談でもしてる奴らがいるかもしれない。


でもまあ、とりあえず、今夜は安眠。



ところで今夜は息子のクラスメイトのお宅で夕飯をごちそうになった。
午後にプールのお誘いがあり、彼らの住むコンドミニアムのプールで
存分に遊ばせてもらう。
子供たちが遊んでいる間、母親同士も思い切りおしゃべりしたのだ。

彼女もシングルマザー。
別れた元夫はやはり車で１５分くらいのところに住んでいて
既に再婚し、あと数ヶ月で子供もうまれるそうだ。
彼女はポルトガル人で、英語・ドイツ語・フランス語とポルトガル語を
完璧に話し、スペイン語もかなりオーケーだそうだ。
そういう人の頭の構造ってどうなっているのか。

彼らの家にいくといつも思うのが
家がきれいってこと。
いつも完璧に片付いているし
子供のいる家とは思えないほどスッカーンとしている。

今日トイレに入った時にその秘密がわかった。
「トイレかしてね」といったら、彼女が
「あ、ペーパーがないかもしれないから、シンクの下から取り出してね」
と言われてトイレに入った。
シンクの下をのぞいてみると、カラッポである。
隣の扉を開けるとペーパーロールが３つ。


他に何にもない。


ふと誘惑に負けて、隣の引き出しを開けてみた。カラッポ。
いくらゲスト用とはいえ、ペーパー以外は何も入っていないのだ。
うちだったら、ぐちゃぐちゃにものが詰め込んであるに違いない。

夕飯の支度を手伝いながら、
冷蔵庫の中も、うちみたいにごちゃごちゃものが
入っていない事に気がついた。
戸棚も然りである。
最低限度の食器類しか置いていないようだ。
でも必要なものは全部揃っている。


片付けるのが嫌だから、必要以上のものは買わない。
足りないくらいでちょうどいい、のだそうだ。
年に１回、その年に使わなかったものは処分すると言う。


こうでなくては。
モノが多いから、片付かないし、
いつも散らかっていて見苦しいのだ。
よし、私も不要品一掃作戦するぞ。

とすぐ感化される私。
その前に息子たちの部屋、何とかしないとね。
ゴミ（本人にとっては宝物）だらけだから。


私もきれいなうちに住みた－－－－い！！
そしたら黒光りする奴らも訪れないだろうし。


本日の夕飯（友人宅で）
野菜と豆腐の全粒粉パスタ