シングル母のアメリカ暮らし

２人の子供を育てているのは私だ。

学校の送り迎えも私。

子供の服を洗濯するのも私。

医者に連れて行くのも歯医者も私。

ピアノのレッスンに連れて行くのも

嫌がる息子を練習させるのも私。

宿題を見るのも私。

トイレを失敗したときの後始末も、

具合が悪くなったときの看病も、

爪を切るのも、

学校のミーティングも、

先生との面談も、

遠足の付き添いも、

ご飯を作るのも、

お弁当を作るのも、

ほとんどのしつけも、

プレイデイトのアレンジも、

お誕生会に連れて行くのも、

学校その他に関する書類に書き込むのも、

ぜーんぶ私だ。



してもらわなきゃいけない事もたくさんあるから、
口うるさくなることもある。
そういう時は必ず子供たちが『ダディに電話していい？』
都合が悪くなるとすぐ「スウィート・ダディ」なのだ。


ダディは週末の一晩だけだから、
外食にも連れて行くし、
時には遊びにも連れて行くし、
時には本やおもちゃも買ってくれるし、
早く寝ろって言わないし、
宿題しろって言わないし。


まったくいいとこ取りなのだ。



この生活を放棄したいわけじゃない。

しかし、うちは共同親権なのだ。

養育費はもらっているが、
もちろんそれで生きていける金額じゃないから
私だって働いている。


今日は週に１度のお泊まりの日。

しかも普段は夕方引き取って、土曜の朝返すだけ。

その金曜夜さえ、「今日は忙しい」と自分の都合で却下することがある。

私はいくら忙しくたって、却下はできないのだ。

なのに自分は何よりも子供の事を考えているといつものたまう。





考えるだけだったらサルでもできるんだよっっっ！！！




大変失礼しました。

ちょっとスッキリ。

今週末は長男クラス主催のキャンプに行ってきます。



［追記］
日本の多くのシングルママ（＆パパ）さんは、養育費ももらわず、
父親（母親）の手も借りず、ちゃんと私が愚痴ったような事を
全部一人でやっているのですよね。本当に尊敬します。
いやあ、まだまだ修行が足りないよなあ。反省。


［追記２］
一晩経って読み返してみました。
よーく考えたら、本当にサルに失礼だったわ、ごめんなさい。
サルはちゃんと子育てしてるよねえ・・・。