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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.10.13
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今日、息子を拾って帰る途中、
家の近くで事故現場に遭遇した。
私と同じようなミニバンのフロントグラスがめちゃくちゃに割れ、
炎上したようだった。
辺り一面きな臭い匂いが漂い、
道路には消化した後の水と泡が残っていた。


事故は恐ろしい。
中にいた人がどうなったかはわからないが、
事故は一瞬にして人の命や未来を奪う。
その現場を通り過ぎた瞬間、
事故に遭われた人の無事を祈るとともに
自分と子供たちの無事を感謝したい気持になった。


そんな時、息子が一言。
「ママにお願いがあるの。」
いつもより5割増やさしく「なーに?」
「今年のハロウィンの衣装を買って欲しいの」



息子たちが生まれてこのかた、
私はハロウィンの衣装は買ったことがない。
たった1日2日のために、何故何十ドルも出さなくてはならないのだ。
裁縫などは得意ではないが、私には秘密兵器があった。
我が妹だ。


私の妹は裁縫が得意だ。
何しろ自分のウェディングドレスまで作ってしまった女だ。
(ちなみに彼女のウェディングケーキは私が作ったのよ、ふふん)
こんな子供のちゃっちい衣装なんてわけないはず。
というわけで、妹には今まで数々の衣装を作ってもらった。


赤ちゃん用のおひさまのコスチューム

みつばち(背中の羽とおしりに針までついている)

かえる(カーミットの顔の帽子付き)

The Cat in the Hat (アメリカでは有名な絵本のキャラクター)
これは私が制作。

ドラゴン(帽子がドラゴンの顔になっている)

そして去年は私が制作した騎士だ。
帽子と剣と楯までダンボールに色を塗って用意した。


上の子のお下がりを下の子が着て、
今まではそうやってやりくりしてきたのだ。
ところが去年あたりから、9月になると送られてくる
ハロウィンコスチュームのカタログを食い入るようにみつめるようになった。


「こういうのが欲しいなあ」と、息子。

「だめ。ママもう生地も用意しちゃったよ。」

「ママのも着るから、これも買ってくれる?」

「よし。じゃ、来年考えよう。今年は我慢しなさい」


と言うような会話を交わした覚えが確かにあった。
それを息子は覚えていて、今年は買ってくれるものと願っていたのだ。

「手作り」を喜ぶのはおとなだけ。
一部の子(特に女の子)は喜ぶかもしれないが、
洋服でもおやつでもある程度の歳になると
子供というのはジャンクな市販品を尊ぶようになるのだ。


仕方がない。
腹をくくるか。
先ほど遭遇した事故現場でかなり動揺していた私は
思わず「いいよ。今から買いに行こう」などと
口走ってしまったのだ。


ちょうど近くにあったハロウィン・ショップに立ち寄る。
非常に趣味の悪いうちの息子どもは
どうしても、

パワーレンジャーとか

ハリーポッターとか

スターウォーズとかの

キャラクターものに目がいく。
別にそれらのキャラクターものが悪いわけではないが、
どうも値段のわりに安っぽさにあふれているのだ。


結局すったもんだしたあげく、

長男が選んだのは、
「黒いベールの悪魔系赤ローブ男」
それにガイコツの手袋とカマ。

次男が選んだのは
「騎士5点セット」
(ヘルメット、鎧、楯、剣、腕のプロテクター)


帰ってきて早速リビングルームで
衣装に着替えて浮かれまくっていた。


コスチューム


長男がやってきて
「ママ、こんな素敵なもの、買ってくれてありがとう」
「はいはい、どういたしまして。悪いけど、来年もそれ着てね。」
「うん。着るよ。ずーっと着る」

いつまで、ハロウィンを回るつもりなんだ。



聞くところによると12、3歳でトリック・オア・トリートは
卒業する子が多いと言う。
すると、あと5年といったところか。


1年に1回のこのイベントの為に
痛い出費を強いられる親は多い。
まわってくる子供たちに差し出すキャンディも
いちいち買わなければならないのだ。


まったくそうやって子供を甘やかすから、と
苦々しく思う私がいる反面、
それでも、子供のうちのほんの何年か、
思い通りに楽しませてやってもいいではないか。
と、親バカ仕様の私がささやく。


だってかわいいんだもん。


本日の献立:
さんま塩焼き、おからの卯の花煮、ほうれんそうのバター炒め、ごはん





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Last updated  2004.10.13 14:28:58
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