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カテゴリ:食べてばっかり
パーカーズ・ムードさんのところで、
美味しそうなアップルパイの写真を見て、 今日のおやつはアップルパイに決めた。 実は先日、最近気に入りの中東系のスーパーで、 「フレンチ風折り畳みパイシート」を見つけたのだ。 私はアメリカの一層式パイ生地も決して嫌いではないが、 いわゆるあのナポレオンパイ、 さくさくの何層にも折り畳まれたパイ生地が やっぱり一番好きなのだ。 では何故作らないかと言うと、 めんどくさいから。 はっきりいってあんなに面倒くさい工程をへて作る菓子もそうそうない。 生地を作る>のばす>冷やしたバターを千切って置き、たたむ> のばす>冷やす>たたむ>のばす>冷やす>たたむ>のばす・・・ 延々と繰り返され、やっとパイ生地のできあがり。 ちなみにクロワッサンなんか、あなた。 パン生地を発酵させた後、この作業が繰り返されるのだ。 でもアメリカで本式の何層にも分かれた美味しいクロワッサンには めったにお目にかかれない。 スタバのクロワッサンなんか、ただの三日月パンだ。 そのフレンチスタイル・冷凍パイシートが 中東系スーパーの冷凍庫に眠っていたのだ。 値段も安い。もう即、買い物カゴに放り込んだ。 (ところで、あちらの方にはフィロという 薄いパイシートのようなものもあります。 これも料理にお菓子に、最高です。) このパイシート、12センチ四方の小さいもので、 パイ皿を使って焼くパイには向かない。 そこで、刻んだりんごにシナモンとブラウンシュガーを混ぜ、 パイシートの片側において三角に折りたたみ、 オーブンで焼いた。 んーーーまそう。 焼きたてのアップルパイにアイスクリームを添える。 アップルパイ・ア・ラ・モードだ。 熱々のパイに冷たいアイスクリームが最高。 感謝祭が近づくこの季節は、 パイがやたらと登場する。 言わずと知れたパンプキンパイ。 冷たく冷やして生クリームを添える。 アップルパイは2枚のパイ生地でつつんで焼く オーソドックスなものから、 パイ生地をかぶせる代わりにオートミールとバター、 小麦粉を混ぜ合わせたものをのせて焼くクリスプタイプ、 何もかぶせずに焼いてひっくり返す、 ご存知、タルト・タタンなど。 熱々でも、冷たくても美味しいのだ。 この季節ならではのパイは先の二つが代表的だが、 他にも、キーライムパイ、ルーバーブパイ、 レモンメレンゲパイ、チョコレートムースパイ、 バナナクリームパイ、洋梨とカスタードのパイ、 などなど。 他の果物の季節には、アプリコット、 チェリー、ピーチ、ストロベリーにラズベリー、 ブルーベリーにブラックベリーなど。 本当にパイは手軽で美味しいのだ。 パイ皮はアメリカンスタイルなら、 それほどつくるのも大変ではないが、 スーパーの冷蔵コーナーに行けば、 出来合いのパイシートが売っているから そういうのを利用してもいいと思う。 本日のおやつに作ったパイがあまりにも 美味しかったそうなので、 息子たちが自分で同じものを作りたいとはりきり、 またもや夜のデザートにも登場した。 今、りんごは前庭のりんごの木から いくらでも採って来れるのだ。 息子たちにも簡単な作業なので、上手に作れた。 さすがに私は、デザートのアイスクリーム添えは遠慮した。 パイはアメリカのおふくろの味とも言えるかもしれない。 ヨーロッパのお菓子のような繊細さにはかけるかもしれないが、 飽きのこない素朴な美味しさが、家族の食事をしめくくる デザートにはふさわしいような気がする。 本日の献立: カレーうどん、ポテトサラダ、アップルパイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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