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2004.11.08
テーマ：ゴハンな話(450)
カテゴリ：食べてばっかり
先日キンダーの先生からも指導を受けたように、
朝ごはんというのはとても大切だ。 私は大人で、しかも十分以上に育ってしまったので、 朝ごはんは抜いたとしても大丈夫。 一応ちゃんと食べるようにはしているが、昼兼になる事も多い。 けれど育ち盛りの子供には朝ごはんというのが 一日のうちで一番大切なごはんである。 これだけはしっかり食べてもらいたい。 とはいうものの、朝というのはまた一日で一番忙しい時間でもある。 夏に学校でレクチャーを受けてきたのだが、これがけっこうタメになった。 その時の講師が言った事の中で一番面白かったのが、朝ごはん論。 朝ごはんのために一番いいのが良質のタンパク質。 一番いけないのが糖分だそうだ。 何故糖分がいけないかというと、 血糖値が急に上がり、脳の働きが鈍くなって 授業や仕事に集中できないのだそうだ。 血糖値が急に上がると、インスリンが過剰分泌され、 今度は低血糖状態になる。 その状態もまた、脳やカラダの働きを鈍らせる。 では何を食べるのが一番いいのか。 肉、魚、卵、チーズ、豆、豆腐 玄米、全粒粉のパンやパスタ 野菜、海藻、少量の果物 オートミールや雑穀 ナッツ 牛乳やヨーグルト で、何がいけないかと言うと、 砂糖、白米、精製したパンやパスタ 特にベーグル（全粒粉なら少量のみ可） そしてコールドシリアル（普通のシリアル） 大量のくだもの、ジュース ということだ。 これはあくまでも、私が脳神経学の先生から聞いた話であり、 決して私個人の考えではない。 でも確かに妊娠糖尿病にかかっていた時、 ベーグルを食べると血糖値が天文学的に跳ね上がっていたのも事実だ。 ここから導き出された究極の朝ごはんとは。 ＜モーニングセットA＞ 玄米、納豆、のり 豆腐とわかめ、又は大根と油揚げのみそ汁（煮干しだし） ほうれん草のおひたし、 あじの開き ＜モーニングセットB＞ 全粒粉トーストにバター ハムエッグ、トマト、 少量のフルーツをいれた無糖ヨーグルト 牛乳 これでもうこわいものなし。 その先生によると、BよりはAの方が何倍も素晴らしいと言う。 日本の伝統的朝ごはんは大変素晴らしいのだ。 が、しかし。 忙しい朝、毎日毎日こんなことやっていられないのだ。 BはともかくAなんて大変。 たまに早起きした時は頑張って作るけど、 子供たちからはブーイングが出されたりする。 だいたいアメリカ人なんて、朝ごはんに ドーナツとか 砂糖のかかったデーニッシュとか マフィンとか カラフルな砂糖入りシリアルとか あげくの果てはPOPタートとか でなかったらベーグルだ。 アメリカ人が怒りっぽいのも納得できる気がする。 でレクチャー後は上記のアメリカ系砂糖たっぷり朝ごはんはできるだけやめた。 しかしAやBが時間的にとても無理な場合（というよりほとんど無理）、 下記のような献立となる ＊ウェボス・ランチェロス 卵とシュレッドチーズ、トルティーヤをさっと炒めたもの。 トルティーヤは鉄分が多い。しかも全粒粉だったらいうことない。 大人はこれにサルサやワカモレをかける ＊チーズとハム入りそば粉のパンケーキ 全粒粉パンケーキミックスにそば粉を足し、 面倒くさいので超特大の奴を１枚ずつ。 アップルソースと蜂蜜少々で食べる。 ＊なんでもオムレツ 残り物の肉、野菜、パスタ、チーズなど、何でも入れたオムレツ ケチャップをちょっとだけ。 ＊全粒粉Lavash巻き 中近東のパン（というより薄いトルティーヤのようなもの）をひろげ、 ハム、カテージチーズ、くだものなどを春巻きのように巻いて食す。 うちでは「まきまき」とよんでいる。 ＊ソーセージとコーンと卵の炒め物 これを全粒粉ピタパンにはさんで食べる。 ＊前日の味噌汁ののこりで作る、 豆腐と玉子入りおじや ＊はちみつとレーズン入りオートミール プラス、ハムエッグかチキンソーセージ（提供TJ's) などなどなど。 お野菜マフィンちゃん（コンテンツ参照）も 朝ごはんに活躍だ。 こんなに親が苦労しているというのに、 学校では決して優等生とはいえない彼ら。 でも朝ごはんだけはいつも食欲旺盛だ。 ちなみに、彼らの大好きな シリアル ドーナツ、 ホットケーキ、 ワッフル、 ベーグルは おやつか週末の朝ごはんという事にした。 うちではこんな朝ごはんを食べている、という 目新しい献立例があったら、ぜひぜひご伝授くださいませ。 本日の献立予定（お客様２名様追加） ポットローストビーフ、トマトとチーズとおいもの重ね焼き パスタ入り野菜スープ、シーザーサラダ アップルクリスプ＆アイスクリーム（デザート） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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