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シングル母のアメリカ暮らし

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2005.01.16
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躾の問題はさまざまだ。

親ならばたいていの人は一度は批判の対象になる。
子供にしたって1年365日「よい子」ではいられない。
疲れている日もあれば、
ハメを外してしまう日もある。
妙にハラの立つ日もあるし、
乱暴な気分の時だってあるだろう。
静かにしていたくたって楽しさにはかえられないことも。


大人だってそういう時はあるはずだ。
でも大人がやっても許される事を
子供がやると眉をひそめられる。
(またその逆もあるのだが)
そしてたまたま行動が悪かった時の子供を目にした世間の人は
その批判の対象を親に向ける。


だからといって、すべての批判が的はずれだとは思わない。
むしろ、見るに見かねて注意されるような時、
本当に注意されても仕方のない事だという場合が多い。
その時にその子供の行動に対して注意されているのに腹を立てる親が
何だかとても多いような気がする。
いわゆる逆切れというやつだ。


うちの息子たちは母の逆鱗に触れるのが怖いせいか、
公共の場では比較的おとなしく振る舞っている。
それでもたまには店の中を走ったりして、
母に腕をぐいっとつかまれる事もある。
いちおう公共の場では静かにしなくちゃ
いけない事はわかっているようだ。
もっとも「わかっている」のと「出来る」のは違うけれど。


私はこの子たちが、決して「いつもいい子」だとは思ってないし、
間違ってもおとなしくはないし、
意地悪な部分もあるし、下品だし、
言う事なんか全然聞かないし、
普通の、普通の子供である事をよーく承知している。
恐らくは店の中でそれほど騒がないのは
母を怒らすとおそろしい、ということと、
どうせ騒いでも何も買ってもらえない事を知っているからだ。


先日スーパーに行ったら、3歳くらいの子供と、
5、6歳になる子をつれているお母さんがいた。
最初は何かと思ったほどのわめきぶりだった。
日本語で「買って買って」とわめき
泣き叫び、ちょっと止んだかと思うと悲鳴を上げている。
まあここまではたまに見かける光景だ。
子供も疲れているとこういう現象を起こす。
びっくりしたのは、お母さんが困った様子も見せず
わめく子供をよそに平然と商品を手に取ってみていた事だ。


もし私だったらどうするだろうか。
まずは黙らすように目で凄んでみせる。
それから凄みながら地獄の底から湧き出るような声で
「静かにしてね。」とささやく。
それでも黙らなかったら買い物を中断して外に出て、
中に入りたかったらわめくのをやめろ、と言う。
公共の場ではさすがに私も大声は出せない。
子供のカン高い叫び声はうるさいが、
親の叱り声もまた耳障りである事には違いない。。
とにかく、子供を黙らせるか、
その場を出来るだけ早く去るかのどちらかが最善策だ。


先ほどの子供は買ってと騒いでいたものを手に入れて、
今度は次のものを買ってと騒いでいる。
驚いた事に「んもう何よう、じゃ、一つだけね」と母親が
今度はそれをカートに入れている。
最初から予定していたものなのかも知れないが
そうでなければ「買って」とわめいて手に入ることを、
子供は学習するだろう。二人揃って「買って」コールだ。
でもまあ、今日はこの子たちも疲れているのかも知れないし、
うちの子だって騒ぐ時はあるんだからお互いさまだ。
あまりそういう判断を下すのは良くないな、と家に帰った。


後日、同じスーパーで同じ親子を見かけた。
前にもましてすさまじいわめき声が聞こえたので、
すぐにそれとわかった。
延々と続くその叫び声に、母親はまた知らん顔。
見かねたあるご婦人が子供に向かって「No screaming」
叫んじゃだめよ、とにこやかに諭した。
自分が注意されたことがわかって腹を立てたらしく
「あんたたち静かにしないと、おばさんに怒られるよ。」
と怒鳴った。


私は自分の子育てがきちんとしているとは思っていないし、
怒ったり、時には怒鳴ったり、泣かせる事もあれば、
自分でも落ち込むほど子供に手を焼かされる事もある。
「私の育て方が間違っていたかも」とおもうことも
しょっちゅうだ。


でもいつも思うのは
自分の子供がかわいいあまり、
自分の子供は正しい、疲れているから仕方ない
お腹がすいているから
OOちゃんが先に意地悪を言ったから
うちの子はそんなことを言うわけない
子供のやる事だからしょうがない

こういう考えを出来るだけ持たないようにしたいという事だ。


人に迷惑をかけたなら、
子供が小さいうちは親が謝り
大きくなったら子供に謝らせる。


それから第三者に怒られるからやめろというのもどうかと思う。
怒られなければ何をしてもいいわけではないのだ。
この事はよく言われる事なのに、
案外この言葉、よく耳にするような気がする。


優しい親、厳しい親、放任の親、かまい過ぎの親。
いろんなタイプの親がいるが、
我が子可愛さのあまり、かばいまくったり
逆切れしたりするタイプの親に限って
他人の子供にはかなり手厳しいような気がするのは気のせいか。



躾に王道はない。
親が10人いて、子供が10人いたら
その組み合わせは100通り。
結果的に人様に迷惑さえかけないのなら、
偏食だろうと、忘れ物が多かろうと、
オムツがなかなかはずれなかろうと、
おもちゃが多かろうと
テレビを見る時間が多かろうと
全然かまわない。
人それぞれのやり方があって、
それを「間違っている」なんていうのはおこがましい。


とはいえ子供たちは社会の中で育つのだ。
人に迷惑をかけ、人に不快な思いをさせたのなら
その育児責任者である親が「ごめんなさい」と一事言えばいい。
そういう親の姿勢を見て、子供は学ぶと思うのだ。


それにしても本当に躾は難しい。
私もエラそうに言ってないでちゃんと気をつけなくちゃ。





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Last updated  2005.01.16 13:20:21
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