シングル母のアメリカ暮らし

先日ムービングセールで
たこ焼き機なるものを買った。
前から欲しかったのでとってもうれしい。
うふふ。

今日はとても寒く、雨も降っていたので
クリームシチューを作った。

すると息子たちが「たこ焼きも食べたい」という。
クリームシチューにたこ焼きだと？
うーん。

結局どういうわけかすべて材料は揃っていたので
たこ焼きをつくることになった。
一家をあげてタコ好きのわがやは、
冷凍庫に冷凍タコが常備してあるのだ。
山芋も天かすも青のりも紅ショウガもある。
ひひひ。

こういう時だけ良く働く息子ども。
粉を混ぜ、山芋をすり入れ、卵と水を入れ、
かきまぜてかきまぜて、
たこ焼きの丸い穴にタネを落とし込む。

タコはちょっと大きめに切って、
ネギと天かすと紅ショウガをパラパラ。

くるん。

うわあ、できたぞ、ざまあみろ。

子供たちもくるん。がやりたくて
お母様に必死に懇願しているが、
これは職人の技なのだ。
2回目からやらせてやるから待っていろ、
と言いおいて、ひとりで遊んでいた。

焼きたての熱々にソースをかけて
青のりをパラパラとふって、
いただきまーす。

子供たちはものも言わずにハフハフ食べている。
おい、2回目からは焼く約束じゃなかったのか。
たこ焼きの前にはくるりん効果も役に立たない、
食い意地のはった息子たち。

たこはどんどん減っていく。
最初は巨大なタコいりのたこ焼きが、
だんだん小さな露天たこ焼きサイズになっていく。
そしてとうとうタコは消えた。

タネがまだ余っていたので
いろいろ実験してみた。
チーズ
ターキー
ハム
さつまいもの煮物
レーズン
たくあん
しらす
ピーナッツ






結果：たこ焼きはタコにかぎる。