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カテゴリ:母のひとりごと
注:この日記は独断に満ちているので
真剣に読まないでください。(笑) 今日、次男のクラスで遠足があった。 みんなでアイススケートに行ったのだ。 スケートリンクにはインストラクターがいて、 1時間のレッスンを授けてくれた。 インストラクターがばんざいすれば、 みんなもすぐ真似っこして、ばばっと手を上げ、 右を向け、といえば右を 後ろに下がれといえばアタフタと下がる。 まだまだチョロいもんだ、1年生。(笑) スケートは<ぜっっっっったい>したくない私は リンクからみんなの写真を撮っていた。 ファインダーから覗く子供たちの笑顔は たまらなく可愛い。 何が可愛いってあの歯っ欠け笑顔だ。 この時期の子供たちは前歯がかなりの確率で抜けている。 次男はまだ抜けていないがグラグラしているうえ、 思い切り右に動いてかなり怪しい顔になっている。 その間の抜けた顔でみんなうれしそうに笑っているのだから もう歯ぎしりしたくなるほどかわいいのだ。 シュタイナー教育で人生の節目を7年ごとにわけているのは、 けっこう知られていることだと思うが、 その目安が歯の抜け替わり、なのだ。 もちろん個人差があって、早い子も遅い子もいるが、 だいたい歯の抜け始める頃が、 「第一7年期」の終わりだと言われている。 子供たちを見ていて本当にそうだなあ、と思うが、 この頃までの子供たちは、本当に何でも信じるのだ。 サンタも妖精も小人もおばけも何でも、 大人が無理に刷り込まない限り。 長男のクラスの子供たちを見ていて、 1年生と2年生の間にずいぶん変わったなあと思う。 今、3年生の彼等もそれなりに可愛いところもあるが、 1年生の無邪気なそれとは確実に違う。 具体的に何をどう、という事ではないが、 少なくとも「邪気」レベルが全然違うのだ。 例えば絵を描かせてみても3-6歳の子の描く絵と 7歳以降の描く絵はまったく違うと思う。 うまい下手以前に、おとなや他の子の目を意識して描いているか 自分がただ描きたいものを描きたいように描いているかの違い。 彼等は「卒業」してしまったのだなあという事がよくわかる。 今思うと長男のクラスの1年生の終わり頃に なんだか妙にみんなが可愛くて仕方ない時があった。 やっぱり歯っ欠けの頃だったと思う。 幼児期に別れを告げて次のステージに行く前の、 せいいっぱいの最後の無邪気さ、とでもいったらいいのか。 夏休みが開けて、2年生になった時の 何人かのまなざしが妙に大人っぽく感じられたのは気のせいだったのか。 今日の1年生を見て、 ああ、この子たちも後数ヶ月なんだなあ、なんて 私なりの勝手な解釈で寂しく感じてしまった。 最近次男が、妙に赤ちゃんぽく見える時と、 ものすごく大人っぽく見える時がある。 花火なんかでも最後はぱぱぱんといきおいよくあがるように、 次男も幼児期の最後の数ヶ月に 幼いかわいらしさを存分に見せてくれているのかな。 うーん、さびしい。 あ、ちなみに息子たちの通う学校では、 入学時の年齢が他の学校とは違うので(半年遅れ) 記述には若干のズレがあるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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