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シングル母のアメリカ暮らし

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2005.12.09
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カテゴリ:離婚生活
今日は子供たちを連れて
Christmas in the Parkというところに行って来た。
私たちの住むエリアの
ダウンタウンの小さな公園で、
毎年行われている行事だ。


クリスマスツリーが、
いたるところにたてられ、
人形などが飾られたブースがあり、
機械仕掛けの人形やおもちゃ、トレインなどが動き、
公園の真ん中にはおおきなクリスマスツリー、
隣には観覧車やアイススケートリンクもある。


この季節になると、
かならず1度や2度は行っている。
今年はまだ行っていなかったので、
出先から直行しようかと言う事になった。


すると突然長男が「ダディも一緒に行っていい?」という。
次男も、「ダディと一緒がいい。ダディに電話して!」
何だか私はがっかりしてしまった。
「ダディと一緒がいいんなら、ダディに連れて行ってもらう?」
おとなげないなあ、と我ながら思いつつ、
「ダディとママが一緒に行くわけにはいかないんだからね」
とつい、冷たい声で言ってしまった。


何となく車内が気まずい雰囲気になって、
気がついたら次男がしくしく泣いていた。
「なんでダディとママと一緒に行っちゃいけないの?」



そらきた。



離婚した家庭では、
何度となく似たような場面に遭遇しているのではないか。
「ママとパパと一緒に住みたい」
「お父さんとお母さんと一緒に行きたい」
「なんでもう一度結婚しないの?」
こういうことを子供が言い出す、という話は結構良く聞く。


さすがに長男はもうそういう事は言わないが、
次男はたまに今でも口にするのだ。
たとえ、週に2回も父親の奥さんと一緒に過ごしていて、
彼女の事を決して悪くは思ってなくても、だ。



「いい?ダディだってね、奥さんを置いていくわけにはいかないでしょ。
ママだってN(新妻)だって、別に仲が悪い訳じゃないけど、
一緒に色々なところにいくわけにはいかないんだよ。
もしダディと行きたいんなら、今日はダディたちに頼んで、
来週はママと一緒に行こうよ」・・・ということで話も落ち着き、
元夫に電話をした。向こうの予定ももちろん聞かないといけないし。


いきさつを話していくうちに、元夫が言った。
「じゃあ4人でいけばいいじゃない。Nは今日仕事だし、
ボクも忙しくはないから、そっちで合流してもいいよ。」
新妻は最近デパートでアルバイトを始め、
かき入れ時の今は夜9時頃まで働いているのだそうだ。
子供たちは大喜びだ。


結局、元夫と子供たちと4人で公園を歩いた。
サンタと一緒に写真をとり、
ナチョスやホットココアを買ってベンチにすわり、
歩き回っていろんなものをみたり、
子供たちが人工雪とたわむれるのを笑ってみていたりした。


誰も私たちが離婚した夫婦だとは思わないのではないか。
はたからみれば、それなりに仲良くやっている夫婦にみえるだろう。


次男はいつも私と元夫の真ん中にはいりこむ。
嬉しそうな顔で私たちを見上げる。
私はこのつかの間の家族ごっこがかえって空しくて、
次男の嬉しそうな顔に、心が曇ってしまう。
元夫にも結婚生活にもはっきりいって未練はないし、
3人の生活をそれなりに楽しんではいるのだけれど、
こんな風に両親と過ごす時間を楽しんでいる子供たちを見ると
やっぱり親として、胸が痛むのだ。


うちなんかは二人とも近くに住んでいるし、
わりと助け合って仲良くやっている方だと思うし、
新妻もわりと協力してくれるようなので安心した。
私の回りでは離婚した両親が憎み合っていたり
顔も合わせたくない、というカップルも少なくはないので、
クリスマスや感謝祭などのビッグホリデーは大変だ。
特に別れた父親が遠くに住んでいたりすると、
そのたびに、父親のところまで飛行機で飛んでいったりする。
残された親の方は、家族がそばにでもいない限り、
ぽつんと一人で過ごさなければならなかったりするのだ。


うちも今年は子供たちが元夫の両親宅で過ごしたいというので、
元夫に連れて行ってくれるようにお願いしたのだ。
その時点では私は今年は一人のクリスマスを覚悟した。
結局、新妻も元夫も忙しいようで、クリスマスはここで過ごす事になったが、
いつかはそういう時も来るのだろう。


うちの場合は子供たちの家はここ、
元夫の家は「ダディの家」というように意識されているので、
子供たちもサンタクロースがどちらに来るのか疑いもしないが、
まったく半々にあちらとこちら、と分かれていて
どちらにも自分の部屋もパジャマも洋服もおもちゃもある、
というような家庭の子だと、純粋にサンタクロースを
心待ちに出来ない、という話も聞いたことがある。
サンタさんがどっちの家に来るのか心配だからだ。


近くに住んでいても、イブはどうするのか、
クリスマス当日はどうするのか、
プレゼントはどういう基準であげるのか、
いろいろとにかく面倒くさい。


それでもやっぱりできるだけ子供たちに、
両親の双方から愛されているんだという事、
別れていても両親が協力して子供の事を考えている事、
そしてできるだけ、別れた両親が今でもいい友人でいられるように、
努めてあげたいなあと思っている。
離婚家庭の子供たちには何の罪もない。
親の都合だけでこうなったわけなのだから。


クリスマスのような、
1年のうちでも一番家族を意識させられるような時に
欠損家庭だと思い込まされるような
悲しい思いはさせたくないと思っている。





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Last updated  2005.12.09 15:54:34
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