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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2006.04.01
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カテゴリ:母のひとりごと
今夜、通っている教会でゲームナイトがあった。
6時半に教会に集まり、
皆で食事をしてそのあとゲームで遊ぶ、というものだった。
正直言って気が進まなかった。
別に人が集まっているところなんて行きたくなかったし、
ましてやワイワイ騒ぐなんて心境じゃないし、
先月から子供達は金曜夜ではなく
土曜日に元夫宅に行く事になったので家にいるし、
一応行くとは行ったものの半分すっぽかすつもりだった。
別に私が行かなかったからって多分誰も気がつかないだろう。


でも夕飯の支度をしていたら、子供達が
「今日、教会に行くんでしょ。何時に行くの?」
とうれしそうに聞いて来た。
いつも大人の催しの時は子供達は別の部屋で、
友だちと遊んだり、ビデオを見たりするからだ。
高校生の子供達がベビーシッターをしてくれるのだ。
ちぇ、しょうがない。
とにかくあなたたちはご飯食べちゃいなさいよ。


6時半をちょっと回った頃に教会についた。
けっこう人がすでに集まっていて食事を始めていた。
サラダ、ベイクトポテト、タコス、ナチョスなどの軽食が用意されていた。
とはいえ、いろいろ取っていくとかなりのボリュームだ。
そしてデザートがだされ、ゲームが始まった。


自分が取った紙皿の裏にナンバーが振ってあり、
自分のナンバーのところのテーブルからはじめる。
ゲームは全部で6つのコーナーに分かれていて、
ひとつが大体15分くらい、一度に7-10人くらいで遊ぶ。


ピクチョナリー(絵を描いてそれが何かをあてっこするゲーム)や、
ある言葉を他の言葉で説明して当てるゲーム(私には大変でした)、
「ねずみと猫ゲーム」、ボールを使ったゲーム、
小さな豚のおもちゃを転がして点を競うゲームなど、
いろいろ用意されていて、ひとつずつテーブルを回ったのだ。
最初は「めんどーくさいなあ、本当にやらなきゃいけないの」
などと思っていた私も、いつの間にか結構楽しんでいた。


老いも若きも、夫婦者も未亡人も、カップルもシングル(ほぼ皆無)も
それこそ20代から70代までの男女が、
けらけら笑ったりはしゃいだりしながらゲームのテーブルを遊んだ。
私も久しぶりにこんなふうにリラックスして楽しんだ気がする。


お開きの時間がきて、みんなでテーブルや椅子を片付けた。
私は椅子を畳んでテーブルに立てかけて重ねていったら、
テーブルが椅子の重みで動き、椅子が大音響とともに床に散った。
慌てた私の横にいた男の人が、
「おーい、ここのお嬢さん(笑)はまだ遊び足りないようだ。
ひとりでドミノ倒しなんかやってるぞー。」と言ったので
まわりの人がまたどっと笑った。


「さて、と。帰るとするかな。」
横にいた70代くらいのおじいさんがにっこりと笑った。
「おや、私のかわいい花嫁さんはどこへ行っちゃったんだ。」
おじいさんは足を引きずりながら、おばあさんを探し、
ふたりで手を取り合って部屋を出て行った。


本当に、突然鼻の奥がつーんと痛くなり、
涙がどーっと溢れて来たのだ。
自分でもびっくりした。
まだまわりに人がいたので慌ててトイレにいった。
なんだろう、この感情は。
すっごく、すっごく寂しかったのだ。
まわりの仲のいい夫婦を見ても普段何も思わないし、
元夫と新妻が私の前で手をつないで歩いていたって、
バレンタインやクリスマスイブに一人でいたって
全然平気だ。一人でいる事を特別悲しいと思ってないし、
本気で相手が欲しいと思っているわけでもない。
かえって面倒くさいだろうなあと思ってしまう。


でも、このおじいさんが途方に暮れたような顔をして
「かわいい私の花嫁さん」を探し、
うれしそうに手を取って歩いていくのを見て、
突然「あ、あたしには誰もいないんだ」なんて思ってしまったのだ。
私の事をそんなふうに言ってくれる人なんてどこにもいない。
それが不覚にもすごく悲しかったのだ。


トイレからでて、子供達の部屋をのぞいた。
みんなで床に寝転がって「ファインディング・ニモ」を見ていた。
私の顔を見て、次男が膨れっ面をした。(笑)
まだ映画の途中なのに私が迎えに来てしまってがっかりしたのだろう。
でも映画はまだまだ続きそうだったし、
いずれにしても誰も最後までは見られないだろう。
もうゲームナイトは終わったのだから。


楽しかったけど、自分の知らなかった感情を知ってしまったようで、
なんだか複雑な気持ち。
やっぱり行かなきゃ良かったかなあ・・・。



本日の献立(お子様のみ):鯖の塩焼き、納豆玄米ご飯、いんげんの炒め物、肉じゃが






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Last updated  2006.04.01 16:41:35
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