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シングル母のアメリカ暮らし

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2006.05.18
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カテゴリ:母のひとりごと
子供の頃、外食をするなんていうことは滅多になかった。
それこそ、年に一度か二度、あるかないかという
非常にスペシャルな行事だったのだ。
だからどこに連れて行ってもらった、
何を頼んだなどという細かい事まで結構覚えていたし、
翌日に友だちにちょっと自慢したくなるくらい
本当に特別なことだったのだ。


そこへ行くとうちの子供達は外食慣れしている。
ほとんどは、すぐに食べられるバッフェ式。
もしくは吉野家などのファーストフード。
まあ、それもランチを含めても
月に3-5回と言った程度だろうけど、
私が子供の頃に比べたら決して少なくはない。


特に私が忙しく働くようになってから、
その回数は随分増えた。
仕事が終わるのが遅くなり、
家に帰ってそれからご飯を作って
食べさせるのが8時近くになってしまう、
なんていうくらいだったら、
外食でも出来合いのものでも、
7時前には食べさせ終わりたいのだ。


実はきのう、お寿司屋さんに行った。
知り合いがやっている寿司屋で、
私はそこのメニューや名刺などの印刷物を手伝った。
先日メニューの一部を直したので、
大した事でもないし、お金はいいよと言ったら、
「じゃあ子供達を連れて食べに来なさい」と
息子も一緒に招待してくれたのだ。


息子達をそこに連れて行ったのは3回目。
でもとーっても久しぶりだ。
決して高くはないけれど、
いつも行っているバッフェスタイルの店に比べたら
やっぱりけっこう高くなるし、
ちょっと贅沢だなあと思ってしまうからだ。
とても小さな店で、カウンターが4席、
テーブルも6つ-7つしかないこじんまりした店だ。
ビジネス街のフードコートショッピングセンターにあり、
高級感もあまりないけど(ごめんなさーい)
でもとってもおいしいのだ。


長男と次男に「今日スシOOOに行くよ」と言うと
2人とも小躍りしてとても喜んだ。
火曜日なのでその後は剣道の予定だ。
だから早めに行くつもりだったんだけど、
私の仕事が終わってベビーシッターさんのところに着いたのが
すでに剣道のはじまる45分前。
「今日スシOOOに行ったら剣道行けないねえ」と言ったら、
しゅーんとしてしまったので、
「今日は剣道休もうか」と言ってみた。
一瞬躊躇したけど、「わーい。お寿司がいい」
うーん、私が焚き付けてどうする。
でも私も結構疲れていたので剣道はパスの気分だった。


お店につき、おしぼりをだしてもらう。
私が手を拭くのを見て、長男も手を拭いた。
次男は、ぼーっとよそ見してて何も見てなかったせいか
目の前のおしぼりを見て、やおらテーブルを拭きだした。


「わっはっは。Aったら。それは手を拭くものだよ。」
というと、次男ははずかしそうに、
テーブルを拭いたおしぼりで手を拭き始めた。
ま、いいや。(笑)


「何にする?何でも好きなもの食べていいよ。」
とオーナーの奥さんにメニューを渡された。


真剣にメニューに見入る息子達。
いつもこんなに真剣だったら、
学校でも苦労しないだろうにねー。


「オレは照り焼きがいいな。
ねーママ、カリフォルニアロールがついてくるけど
中身は何なの?」と長男。
「アボカドとかに」
「アボカド抜きにしてもらえると思う?」
「大丈夫だよ、頼んであげようね。」

次男はきっぱりと「オレはスシセット。」
「え?ママと同じこのお寿司でいいの?」
「うん。お寿司が食べたい。」

なかなか渋い次男である。


日本式に食べ物と味噌汁を一緒に出してくれる。
2人とも運ばれて来たご飯を、
いつのまにか上手に使えるようになったお箸で
おいしそうに食べている。


「A。このカリフォルニアロール、もう食べた?」
「まだ食べてない。」
「これすっごくおいしい。すごくおいしいから、
最後に食べた方がいいよ。
デザートに取っておきなよ。」
おい、カリフォルニアロールがデザートなのか?(涙)


だいたい長男はおいしいものを最後に食べる。
次男はと言えば、最初に食べてしまう方だ。
長男は父親似、次男は母親似かもしれない。


「A。この味噌汁もおいしいよ」
「うん。おいしい。ママのよりおいしい。」
ふたりで、はっと私を見る。
「ママのもおいしいけど、同じくらいおいしい。」
とやおら訂正した。
フン、小賢しい奴らだ。


長男が「このレストランは大好き。
だって何でもおいしいから。
お店は小さいけど、好き。」
と小声でつぶやいた。
お店が小さい、は余計だろうけど。(笑)


ご飯が終わって、テーブルを片付けてもらって、
キッチンの中にいるオーナーシェフと
カウンターにいた奥さんにご挨拶にいった。
「ごちそうさまでした。」と長男はハッキリ、
「ごちそうさまでした。」次男は小声で。
オーナーが「おいしかった?」と聞くと
今度は次男が「うん!!」と元気よく答えた。


帰り道、車の中で
「今日、剣道行けなかったけど、
おいしかったから、本当によかったね」と
長男がまたもや何かがおかしい日本語で言った。
次男は早くも眠そうにぼーっとしていた。


長男が「またすしOOOにいつか行ける?」と聞いた。
最近、モノが少しわかってきた長男、
お金がかかる、ということに少し気がついて来たようだ。
「うん、行けるよ。ママいっぱい働いているから、
時々はおいしいものを食べなくちゃね。」
そうなのだ。意固地になって
「子供に外食なんて」と頑張るのもいいけど、
私だって子供と一緒に美味しいものを食べたいのだ。


何故か人様が作ってくれたおいしいご飯を食べた後は、
心もお腹も豊かになって、
会話もこころなしか弾むような気がするのだ。


しかし・・・。
家計はちゃんと締めないとね。(爆)


本日独り身の夕飯:残り物パスタ






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Last updated  2006.05.18 13:37:39
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