シングル母のアメリカ暮らし

非常に、非常にお恥ずかしい話。



私は今週ずっと片耳が聞こえなかったのだ。

火曜日の朝、シャワーを浴びた後、
いつものように綿棒で耳をぐりぐりした。
すると突然、


ぼんっ


という衝撃とともに、私の左耳が聞こえなくなり、
強い圧迫感と耳鳴りとがはじまった。


あー鼓膜が破れた！


そう思った私はすぐに医者に電話し、
その日は仕事で身動きが取れなかったので、
水曜日の朝に予約を取り付けた。
だから実はこの間寿司やに行った時は、
もう片耳が聞こえない状態だったのだ。


本当に聞こえなかった。
受話器をあててもかすかな音しか聞こえない。
普通右利きの人間は、左耳で電話をし、
右手でメモを取る。
それが出来ないという事はとても不自由だった。


水曜日の朝、ドクターに会い、
「鼓膜が破れたみたいなんですけど」と言った。
ドクターは私の耳を覗き込んで、
「んー耳垢だと思うわ。鼓膜にぴったり張り付いているみたい。」


は？

みみあか？


「鼓膜が破れたのかと思ってました。
綿棒を使ったとたん、聞こえなくなったし。」

「ああ、よくあるのよ。
綿棒で耳垢を奥へ押し込んじゃうの。
Debroxという液体を一日２－３回耳の中に入れて、
除去してください。
もし３日経っても変化がなかったら、また来なさい。」



なんだー、耳垢かあ。（恥）
右の耳はすごくきれいで何もないそうだ。
不思議なものだ。
毎日シャワーを浴びて、毎日耳掃除してたのに。


３日経っても何の変化もなかった。
本当にイライラした。
たとえ片方でも耳が聞こえないということは
こんなに大変な事なんだな、とわかった。


今日になってやはり変化がないので、
ドクターのオフィスに電話して午後イチで会ってもらった。
何かお水のはいったスプレーボトルのようなものを
持って来てくれ、耳の中にブシュブシュっと送り込む。
すごい圧迫感だ。
そしてこの４日間、私を苦しめていた耳垢は
なんとあっさり取れてしまったのだ。
ちっちゃな、ちっちゃな耳垢のかたまり。
こんな小さいものが鼓膜を塞いでいたのか。
何だか拍子抜けしてしまった。


「これからは綿棒を耳の奥まで入れない事。
入り口のあたりを掃除すればすむ事だからね。
綿棒は耳垢を少しずつ、奥へ押し込んじゃうのよ。
もともと耳垢は自然に外の方へ出るようになっているんだから」


そうなのか、知らなかった。
私はそうすると気持いいので、
いつも奥の方までぐりぐりやってたのだ。


でももうあのにわか難聴を十分経験したので、
二度とそうならないように心がけたい。


ああ、耳がちゃんと聞こえるってなんて気持がいいんだろう。



今日はいつもの事だけど、バタバタしてたし、
午後のピアノのレッスンも休んだので、
金曜恒例のP一家のと夕飯を食べることもないし、
何か簡単なものですませようと思った。


あ、そうだ、タコライスにしよう。


一時期よくネットで目にしたタコライスなるものを
かねがね食べてみたいと思ったのだ。
ひき肉、ある。
レタス、ある。
トマト、ある。
チーズもピカンテソースもタコソースも、ある。

ご飯を固めに炊いて、
ひき肉を炒め、タコソースで味付けする。
野菜を刻み、チーズをすりおろす。
子供達用には、ハードシェルのコーントルティーヤ。
そしてピカンテソースを食卓に乗せて、
はい。おしまい。

ご飯は早炊きモードにしたので、
所用時間３０分。
いいぞー。


子供達は勝手にタコシェルに適当にはさんで食べている。
私はうきうきとご飯をよそい、
ひき肉、レタス、トマト、チーズ、
そしてピカンテソースをかけて、いただきまーす。



おーいしーいいいい。


けっこうイケるじゃないかあ。（喜）


これはけっこう病みつきになるかも。


超簡単だし。


食後にスイカとアイスクリームを食べた。
今日は珍しく雨が降って、涼しかったのだけど。
雨が降ると家庭菜園に水をやらなくていいからうれしい。



なすもズッキーニも赤ピーマンも元気。
春菊とレタスとほうれんそうは種をまいたばかりだけど、
先週まいたルーコラは元気よく出て来た。
青じそとエアルームトマトの種も出て来た。
他に買った５株のトマトも元気だ。
（別のエアルームが二種、桃太郎とプチトマト二株）
ついでにトウモロコシもちょっとだ家植えてみた。

あー早く食べたいなー。
２ヶ月後が楽しみです。


さて、子供達もベッドに追いやった事だし。



しごとするか・・・（どよーん）