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テーマ:日々の食事を見直そう!(635)
カテゴリ:食べてばっかり
私はベジタリアンではないが、野菜は好きだ。
特にこの何年かはステーキなどのような肉のかたまりは苦手。 肉と野菜を炒めたようなものを食べていると、 いつのまにか肉をよけて野菜をつつくようになった。 特に夕飯はなるべく肉なしで済ませるようにしている。 うちの子供達は肉が好きだけれど、 週に1度は菜食の日にしている。 だいたいは、玄米納豆ご飯を主役にすえ、 冷や奴、揚げ出し豆腐、 野菜や豆、豆腐などの炒め物、 そして焼き海苔や、わかめの味噌汁、 などを食べさせるようにしている。 ただでさえ、ジャンクに走ろうとする子供達を 週に一度くらい押さえつけたっていいのだ。 昔、子供の頃、いろんな野菜を食べさせられた。 ウドの酢みそ和え、フキの煮物、切り干し大根、 ひじきの煮物におからの卯の花炒り。 そしてふろふき大根にきんぴらごぼうなど。 どれもこれも好きではなかった野菜料理。 それが今ではどうしても食べたくなって 自分で作ったりしている。 もし「子供が食べないから」と言う理由で 母が食卓にあげてくれなかったら、 今、私はこういった野菜料理がそれほど好きだったろうか。 嫌々でも食べさせられたからこそ、舌の記憶に残っているのでは、と思う。 なので、私は今、自分の子供達にリベンジしているのだ。(笑) この菜食デー、夕飯を楽しみにしている子供達にとっては 小躍りして喜ぶような日ではない。 納豆ご飯が大好物なのがせめてもの救い。 でも毎日、うなぎだの唐揚げだのコロッケだの、 カルボナーラだのクラムチャウダーだの、 奴らの好きなものばかり用意するわけにはいかないのだ。 家計の問題もあるが、健康の問題もある。 キミたちのベロは喜んでないかもしれないけど、 カラダは密かに喜んでいるはず。 きのうは定番の納豆玄米ご飯に、 冷や奴、枝豆、トマトといんげんの煮物。 そして、じゃじゃーんの創作料理。 名付けて「テンペイ・チャンプルー」。 苦瓜はわたを取って刻み、塩揉みする。 赤ピーマンとテンペイは同じくらいの大きさに切りそろえる。 サッと水洗いして水切りした苦瓜と一緒にゴマ油で炒め、 味噌と醤油で味付けし、たっぷりの白ごまを振りかける。 ちなみにテンペイとはインドネシアの納豆。 といっても納豆とは味も形も似ても似つかないが、 大豆の発酵食品であるところは同じだ。 油で炒めたり揚げたりするとなかなかおいしい。 発酵食品とは言ってもほとんど癖もないし、 食感がちょっとモチっとしてて結構好きだ。 ちなみに子供達は、悲鳴を上げて口から出した。 普段なら許さないが、まあ、苦瓜だし。(笑) 仕方なくテンペイだけつついていた。 本日の夕飯は豆入りラタトゥイユと、タブーリ 最近冷蔵庫に常備しているタブーリ。 中東・地中海方面の料理で、 挽き割り小麦に刻んだパセリやトマト、 きゅうり、ズッキーニ、紫玉ねぎなどを加え、 オリーブオイルとレモンで味付けする。 クスクスで作っても美味しい。 夏の間の定番なのだ。 そしてひよこ豆と夏野菜を炒め煮した このラタトゥイユはクミンで味付け。 グリーンオリーブを入れるともっとおいしいけど、 今日は買い物に行けなかったので、あるもので。 ちなみに子供達用にはバーベキューチキン。 もちろん野菜も無理矢理食べさせる。 長男はラタトゥイユの方がまし、と言い、 次男はタブーリの方がまし、と言っていた。 いずれにしても好きではなかった事は間違いない。(笑) 明日は彼等は父親宅なので、 日曜日は好きなものでも作ってやるかね。 庭のズッキーニ、なす、トマト、いんげんに赤ピーマン。 そしてとうもろこしや、レタスなどの葉野菜たち。 いずれも順調に育っている。 しそもみょうがもそろそろだろう。 庭の野菜で夕飯がまかなえる。 こんな贅沢な事はないなあ。 今年はろくにバケーションも取れないけれど、 裏庭の夏野菜でご飯を作る楽しみを考えたら、 別にどこにも行かなくていいや、なんて思ってしまった。 早くお腹いっぱいトマトが食べたいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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