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シングル母のアメリカ暮らし

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2006.09.30
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カテゴリ:母のひとりごと
先日、うつぼちゃんの日記を読んで、
いろいろと気づいてしまったことがある。


私はけっこういいトシだ。
そんな事は前々からわかっていたけど
問題は、それを恥ずかしいと思う自分がいるという事だ。


私は現在、正真正銘の独身なので、
別に誰と知り合って誰とお出かけしてもいいのだ。
社会的、物理的には自由の身だから。
問題は精神的に自由ではないという事だ。


何ヶ月か前に知り合った人がいて、
その人が自分より年下だとはっきりわかった時
(見るからに私よりは若いだろうと思ってはいたけど)
自分のトシを隠そうとする自分がいた。


たぶん、私もそう感じたし、
共通の知り合いである私の友人も
同じように感じたらしいので
100%私の勘違いでもないと思うのだけど、
その人は多少なりとも私に興味を持ってくれたようだった。


私が年上らしいという事は感じてても
はっきり年がわからないので、
何となく探りを入れられているな、と感じた。


ところで東洋人は若く見えるとは言うけれど、
本当にそんなに若く見えるのかはやはり疑問だ。
半分はお世辞だと思った方がいい。
肌の艶、体つきでそれとなくわかってしまうものだ。
欧米人と比べれば平均して3、4歳は若く見えるかもしれないけど、
けっこう年代は見抜かれているのだ。本気にしてはいけない。


そんな探りに堂々と「何歳」と答えてしまえばいいのに
なんとなく躊躇してごまかしている自分がいた。
恥ずかしかった。
自分のトシが、ということもあるけれど、
それを恥ずかしいと思う自分がもっと恥ずかしい。
そんな感じだ。


もともと出るべきところは引っ込み、
引っ込むべきところは豊満なカラダの持ち主である私は、
やはり美人とは決して言い難い容貌で、
さらにそのうえ現在「ニカっと笑えば銀歯ちゃん」なので、
そういう人間にわずかでも興味を持ってくれたとしたら、
かなりの変態か、博愛者か、銀歯フェチか。
いずれにしてもマイノリティであることは間違いないが、
うれしくないわけがない。


でも同時に思いっきり引いてしまう自分がいる。
元夫は8歳も年下だった。
どちらかの誕生日が来るたびにそれを意識させられる。
その元夫が年上女房から、一回り以上も年下の
若い女性に走った時は「来る時が来たな」という感じもした。
だからいつかそういう機会が来るとしても、
もうそんな風に思いながら誰かとつき合うのは嫌だ。



ところで私の周囲には「姉さん女房」「年の差カップル」は
掃いて捨てるほどいる。
でもほとんどは女性が30代で男性が20代、
もしくはその頃に関係が始まったはずだ。


20代の男性は、まだ自分に無意識の、
若さ故の自信があるので、
いいと思えば30代の女性でも受け入れる。
でも30代、40代の男性ともなれば、
自分自身が危機感と焦りを持っているため、
どうしても若い女性に目がいく。当然だ。
自分以上にトシを取った女を捕まえて、
「自分の存在価値」を貶めたくないからだ。
ミッドライフクライシスって奴ですね。


くだらないと思われるかもしれないけれど、
現実としては本当にそういう事が多いのだ。
これは生物学的にも仕方のないことなのだから。
私だって、若い女性が本気で美しいと思うし、
加齢臭を漂わせているオヂさんよりは
精悍な若い男性の方がそりゃ素敵だと思うよ。
「要は中身ですよ」と言い切る人ほど、
本当にその立場に立った時にどういう選択をするか。
もちろん最終的には中身なんだけど、その前段階に条件で
無意識に落としたりしているだろう、あなたも。





素敵に歳をとりたい、これは誰でも願うこと。
若い頃は特にそう思っていた。
若い、ということは残酷でもある。
だからはるか年上の人を捕まえて
「けっこうイケてますよ」とか
「えー、うーんと若く見えますよう」とか言ってしまう。
自分に余裕があるからだ。
でも実際に自分がその年になってみると、
ある日鏡の中の自分の現実に気がついて
愕然としてしまう。


「わかっちゃいたけど、こんなはずでは・・・」


そしていきなりワークアウトをはじめたり、
エステに通い始めたり、
あげくの果てにはプチ整形まで考えたりする。
そんな女性を見るたび、同類としてかわいいな、と思う。
忍びないな、とも思う。(自分も含めて)
ひっそりと老化の影が忍び寄って来たことに気づいた時、
やっぱり「私もかっこよく歳をとったわ。」なんて、
なかなか思えないのが現実なのではないかと思う。
何だかんだいっても、中身はそう変わってはいないのだから。


振られれば傷つくし、
人に何か言われれば動揺を隠せないし、
恋をすれば、うきうきとはしゃいでしまう。
肌は衰えても、心の免疫はなかなかつかないものだ。



よく40代を迎えた人が、
「もう一花咲かせたい」「最後の悪あがき」などと
口にすることもある。
決して悪いことではないと思う。
けどこの時に気をつけたいのが、
20代の若いコの真似をすると痛々しいという事だ。
少なくとも服装や髪型には気をつけたい。
どうしても、見ている方はイタい。
さらっといきたい。


この歳で3歳4歳の違いに固執して
一喜一憂するのも見苦しい。
あえて何とは言わないけれど、
括ってしまえば同じカテゴリーなのだ。


本当に自分のことを理解して、
自分のスタイルを見つけることってむずかしい。
でも年を重ねるというのはそういう事なんじゃないかと思う。
内心は悪あがきしても、外側は大人の余裕で。
「えー、わっかーい!!」なんて言われてもウキウキしないように。
若い子に「わっかーい」なんて誰も言わないんだから。


何歳に見えようが気にしないこと。
聡明でいられるように努めること。
自分が許せる程度に見た目の努力を続けること。
傷ついたらすみやかににこやかに立ち去ること。
そして自分の居場所をちゃんと探すこと。


そうしてこなかった私が
これから自分に課したいことのすべてだ。
いずれ、心底トシを克服した暁には
「それがどうした」と余裕の笑顔でほほえみたいものだ。


できるかな?





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Last updated  2006.09.30 13:51:47
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