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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2006.11.05
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カテゴリ:離婚生活
来週いっぱいでひとつ仕事が減ってしまう。
去年加えたテンポラリーの仕事だ。
これはそろそろ契約を切られる頃だろうと思っていたし、
私自身もかなりしんどくなっていたので
返って良かった。
また3か月経ったら復帰してもいいと言う。
でも、たぶんもうこの仕事はやらないと思う。


来年からクラスを一つ取りたいなあと思っていたし、
このままでは底辺の働き蜂で終わってしまうので、
もちろんそれでもいいんだけど、
何か向上しない仕事ってやってて哀しい。
やっぱり人間、プロモーションというものがあって
初めてやる気が出るわけだけれど、
わたしのようなセルフエンプロイの場合は
どれだけ仕事が入ってくるかにかかってくる。


ところで先週お客さんとアパート探しをしていて、
ある事実にちょっと驚いてしまった。
低所得者層のラインがやはりこの辺は高いようだ。


アメリカの平均年収というのが3万ドルくらいだと言われている。
これはいくら何でもちょっと低い数字じゃないかと思うのだけど、
この辺りでは、この倍額のラインが
「低所得者層」と「中流」の分かれ目になるようだ。
つまり、親一人子供2人の家庭なら
年収6万ドル弱で低所得者向けの住宅に応募出来るらしい。
確かに若干30歳で6ケタが当たり前のようなこの土地では
その数字も納得出来るけれど、
よその土地に行けば私はもっとラクができるのかなあと思ったら
何だか哀しくなってしまった。
(ちなみに私のしている仕事は賃金地域格差はないので)
アクセク働いて、夜まで働いて、
やっと人並みの暮らしが維持出来るのかと思うと、
これからどんどん歳をとっていく身にはかなり辛い。


今住んでいるところは家賃もそんなに高くはないし、
庭もガレージもついているし、
場所的にも気に入っていない事もない。
でも他の土地に行けば1軒家が借りられるだろう金額だ。
最近この辺では洗濯機のついたまともなアパートなら、
2ベッドルームだと1600-2000ドルはかかる。
ちょっと苦しいよなあ、と思う。


今日はちょっと教会の用事があって、
そのあとはスーパーで買い物をして帰った。
土曜日ってなんか嫌な感じだ。
みんなちょっとリラックスして浮き足立っていて
そして一人でウロウロしている奴なんか
ほとんどいない。(ように思える)


最近土曜日は無理にでも仕事を入れているのはそのせいだ。
一人で外にいたくないし、一人なら家から出たくないのだ。
私は最近あまり人付き合いもいい方ではないので、
もう友だちもかなりの人とほとんど電話でしか話していない。
昔、専業主婦だった頃の、社交的な暮らし(笑)が嘘のようだ。
何かと言えば人とランチを取ったり、お茶したり。
今、あの頃の生活に戻りたいとは思わないけど、
まあ、気楽で楽しかったなあとは思う。


今日、これだけ気が塞ぐのは、寒くなって来たのと
これからホリデイシーズンが始まるからだろう。
やはり何だかんだいってもホリデイシーズンに一人は寂しい。
だからといってよその家族に混じったらもっと寂しいのだけど。
この時期になると自殺をする人が多いというのもうなずける。
クリスマスの飾りで町がきらびやかになって、みんな浮き足立っていて、
そんな時、一人であてもなく歩いている時間って、
とても孤独なものだからだ。


サンクスギビングの夜に一人で食事をとる。
クリスマスの朝に一人で目覚める。
しんとした正月。


幸い、まだ経験はしていないけど、
でも人のお世話になるくらいなら、甘んじて一人でいる事を受けると思う。
今年は子供達がクリスマスに元夫実家に行くかもしれないので、
クリスマスはまるごとひとりになるかもしれない。
でも別に文句を言う気はない。
それがアメリカでの離婚というものだから。
こうしてだんだん一人でいる事に慣れていくのだろう。
よく「強いのね」という人もいるが、
強いも弱いもないのだ。選択がないのだから。
慣れるしかない。
だんだん感情が鈍感になっていく。
それが一番ラクなのだ。


それでも私は自分を不幸だとは思っていない。
食べるものも寝る場所もあって、
子供もいてちゃんと教育も受けさせてやれて
健康で平和で大きな悩みもない。
だからやっていけるのだ。


これから2ヶ月の、
取るに足らない寂しい気持ちなんて、
悩みのうちにも入らない。
やり過ごせばいいだけだ。



こうして離婚をしてから、
いろんな事にますます慣れていく。
感覚がどんどん麻痺していくような感じだ。
これってけっこう特殊技能のうちに入るかも。
でもほんと、人ってあまり神経質だったり考えすぎたりすると、
ネガティブ街道をまっしぐらだなあ、と思う。
だから何も考えないのが一番いいだろう。


明日は日曜で、
また次の週が始まる。
はやいなあ、きっと今年もあっという間に終わるんだろう。


今日もこれからクタクタになるまで働いて、
バタンとお布団に入ろう。
それが子供のいない晩の一番幸せな瞬間だからだ。






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Last updated  2006.11.05 14:21:55
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