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シングル母のアメリカ暮らし

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2006.11.14
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カテゴリ:母のひとりごと
先週で1年間続けて来た「第三の仕事」をやめたら、
すべてが急に変って来た。
この1年間、収入はちょびっと増えたけど、
そんな収入は惜しくもないほど辛い1年だった。
毎週の最低ノルマ時間をこなすために
どんなに疲れていても1時、2時頃まで働いていたし、
肉体的にも精神的にも限界だった。


稼ぎの柱であるもともとの2つの仕事があればいい。
残りの時間はこれからの投資のために使う事にした。
来年からはクラスを取ったり、勉強したりしたい。
でもこの年末は、ゆったりと過ごしたいと思う。
そうはいっても学校行事が目白押しなので
そんなにゆったりは出来ないかもしれないけれど、
少なくともノルマに負われて
眠気覚ましに冷たいシャワーを浴びて、
などという過酷な事はもうしなくてもいいのだ。


先週末はしたくても出来なかった事をした。
土曜日は仕事がちょっと入ってたけど、
その間に親戚の赤ちゃんを見に行く事が出来た。
やわらかくてあたたかくていい匂い。
あんまり可愛いので1時間ずっとみとれてしまった。


それから夜中までかかってちょっとお片づけ。
そうは言ってもそれほどきれいになったわけではない。
でも人並みの暮らしが出来る程度にかたづけるために
数時間もかかった。それほどの散らかりようだった。


日曜日は息子達がお友だちの誕生会に呼ばれ、
その間、他のお母さん達とお茶をした。
こんな風に時間を気にせずおしゃべりを楽しむなんて久しぶり。


帰って軽く夕飯をすませ(息子達はピザをたくさんいただいたので)
早めにベッドに追いやって、読書をしながら
自分では特製だと思っている(笑)ミートソースを作った。
玉ねぎ、セロリ、人参などをみじん切りにしてよく炒め、
ひき肉を入れて炒めたあと、赤ワインとローリエをたっぷり入れて煮込む。
水分がなくなったら、トマトの水煮とトマトソースを加え、
弱火で2時間ほど煮込む。仕上げに生クリームを加える。
これは時間がかかるのでいつも大鍋にいっぱい作り、
小分けにして冷凍するのだ。
キッチンでお茶を飲みながら本を読み、
ミートソースが静かにくつくつ煮えるのを待っている。
あー、こんなこと何ヶ月ぶりだろう。


息子のクラスメイトのお母さんからもらった
パンプキンマフィンがあまりにもおいしかったので、
それも今週作ってみる。
きれいに、とはいえないけれど、
それでも見苦しくない程度に部屋が片付いただけで、
ずいぶんリラックスできるものだ。


ビデオをみながら鼻歌まじりで洗濯物を畳む。
こんなあたりまえのことを、もう何ヶ月もしてなかった。
洗濯物なんて、仕事の合間にばばばーっと片付けた。
子供達にもたたませたけど、一緒に見てやれなかったので
タンスの引き出しはぐちゃぐちゃ。


今夜は次男のクラスの行事があった。
ランタンウォークと言って、
子供達がきれいに水彩した紙でつくったランタンを
それぞれの手に持ち歌いながら歩く。
長男が3歳でプリスクールに入った時から毎年続いて来た、
このランタンウォークも今年で最後。
7歳を一つの区切りとしているシュタイナー教育では
2年生でほとんどのこうした行事を卒業するのだ。
もう一つの行事はりんごのろうそくを灯して歩く、
スパイラルガーデン。
きっとあとで懐かしくなるんだろうなあ。


ところで、子供達の学校には庶民もたくさんいるが、
ケタはずれのお金持ちも多く(特に次男のクラス)、
あり得ない現実を目の前に突きつけられる事が
過去にも何度かあったけれど、
今夜、会場となったその家には本当にびっくりさせられた。


住所をもらって行ってみると、
その通りに面した家の門から次の門までの長さが
異常に長いのだ。2、3ブロック分は軽くある。
次男のクラスの今年編入して来た女の子のおうちで、
若い両親と、キンダーに通う妹と4人で住んでいるはずの家。
門から家までのドライブウェイの長さと来たら、
つめれば車が50台くらいは停められただろう。
家の大きさやそのモダンなデザインはまるで美術館。
そして敷地内にはゆるやかな大きな丘があり、
林があり、森があり、散歩用の小径が延々と続いていて、
柵があるはずだと言うが、どこまで行ってもそれが見えない。


ってこれは本当に自分の家なのか。
日本人の私から見たら、自然公園に立つ美術館にしか見えない。
アメリカのお金持ちは本当にケタはずれだけど、
いったい何をどうすればこんな暮らしが出来るのか。
ま、私にはまるで縁のない世界なので、
ただ驚いて終わりだけれど。
過去に次男の友だちのひとりが家に遊びに来て
ぐるっと見渡したとたん、「君の家これだけ?」
ととても無邪気に言ってくれたことがあるが、
悪気はなかっただけに次男の胸には深く刺さったようだった。(笑)
ま、お互いに社会勉強になっていいかもしれない。


ちなみに長男のクラスはそのほとんどがフツウの庶民だ。(笑)


私が1年どれだけあくせく働いても、
それほど目に見えて経済的には向上しなかった。
どうせしないのなら、収入は減っても時間を取ろうと思った。
小さな小さな借家だけれど、庭だってついている。
これからはまた家の中のことにも気を配りたい。
きちんと片付けて自分に住みやすいように手を入れて、
家庭菜園や果樹を楽しみ、暮らしが豊かになるように。
楽しくゆったりと生活出来るように。
子供達が、決して大きな家ではないけれど、
COZYな我が家だと思えるように。


私にはもともとあまり物欲もないし、
ブランドものも好きじゃないし、
車は走ればいい方だし、
コレクションなどにも興味がないので、
唯一の好きな買い物は食品なので(笑)、
それほど収入が多くなくても、
好きなように心豊かに暮らせる自信はある。
私に本当に必要なのは、
目先の収入じゃなくて、
ほっと出来る時間や空間だったんだなあと気がついた。


ま、そうはいってても
きっとまたあくせくするんだろうけどね。
これも性分だから。






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Last updated  2006.11.14 18:18:07
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