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カテゴリ:母のひとりごと
この2、3日ひさしぶりに珍しくもダウンしてしまった。
先週半ばくらいから「なーんか変だな」と思ったけど、 エアボーンと気力で乗り切って来た。 実は先週末は予定が押していて、 金曜日は学校のフェアの準備、 土曜日はフェアのお手伝い、 そして日曜日はお茶会のお手伝いに1日駆り出された。 さすがに体力自慢の私も、日曜日になると 1日中着物で立ったり座ったり走ったりいざったりしているうち、 何だかアタマがクラクラして来たのだ。 それでもまだ月曜日は仕事も残ってたし、 最後のエアボーンを飲んで乗り切った。 そして月曜夕方の帰り道、ドラッグストアに寄って、 エアボーンを探し求めるうち、 そのドラッグストアオリジナルの偽物に出会ったのだ。 「あ、2ドル安い」 ここで2ドルを惜しんだ私がいけなかった。 でももしこの製品がまったく同じ効果を発揮するのなら、 今後エアボーンをやめてこれにすれば、2ドルの節約。 強いては100本のエアボーンごとに200ドルの節約だ。 素晴らしいじゃないか。 家に帰って、コップに入れ、 同じようにしゅわしゅわが終わるのを待つ間、 今後私に降り注ぐだろう「100本ごとに200ドル」の恩恵を 何に使おうかなあ、うふふ。なんてわくわくと考えていたのだ。 あれ? 何かおかしい。 味はほとんど同じ、しゅわしゅわ感も同じだ。 でも身体が芯から「ほーっ」とするような あの全身に染み渡るような安堵感を感じない。 そうこうしているうち、ものすごいだるさに襲われ、 「だまされた」という気持ちでいっぱいになりながら、 8時にもならないというのに子供を無理矢理ベッドに寝かし、 電気を消し、ベッドにもぐり込んだ。 長い、長い夜だった。 何度も夜中に目覚め、「ああ、とうとうやられてしまった」 と思いながらまた寝た。 200ドルの夢も儚く消え去った。 朝になっても気分は最悪で、 幸いほんのちょっと仕事のメールをうち、 子供達を学校に落としたあとは、 また2時まで爆睡することができた。 夕べもきちんと眠れて、 おかげさまで、どうにか回復したような気がする。 うーん、結構単純な作りのカラダだ。 ありがたい。ばんざい。 ところで先週末の学校のフェアでは 息子達はピアノを1曲ずつ弾いた。 ロシア風のカフェで、午前中はバイオリン、 午後はロシア人のお母さん達が民族衣装で歌を歌い、 引き続いて子供達がピアノを順番に演奏した。 長男は、ピアノを習う子のお約束ピース、 「エリーゼのために」に初挑戦。 次男は「クリスマスデイ・シークレット」という短い曲を弾いた。 実は次男は人前で何かをするのがとても苦手な子で、 この時もぎりぎりまでやるのやらないの大変だった。 でも最後には「やる」といい、きちんと弾けたのだった。 よくやった、次男。 そして長男はこの日のために猛練習をしたのだ。 「エリーゼのために」はやさしそうで、 実は初心者には難しく、後半のむずかしいところが なかなか上手に弾けなかった。 先生も「あと1週間しかないし、今回はちょっと難しいかも」 と言っていたのだ。 それでも長男は「やるだけやってみてダメなら他の曲」と これに挑戦することにした。 毎日頑張って練習した長男、 「エリーゼのために」で頭がいっぱいになり、 トイレで座っている時もクチずさんでいる。 フェアの前々日には、混乱したためか、 弾けてたはずの他の曲を間違えるようになり、 もうあとには引けなくなってしまった。 それでも当日、どういうわけか、 ほとんどミスりもせずに、とても上手に弾けたのだ。 私ももちろん鼻が高かったが、 長男の顔が達成感で輝いているのを見て、 「成長したものよのう」と感慨でいっぱいになった。 あれからもうどうでもよくなったらしく 未だに一度も弾いていないけど。 それでもリクエストすれば、 長男も次男も自慢げにピアノを弾いてくれる。 ご飯の支度をしながら、 ピアノの生演奏を聴くことが出来るなんて、 私は何という幸せなおかあさんだろう。 今日は体調もいいし、 天気もいいし、 何だかとってもいい気分。 ゆうべの献立:とんかつ、キャベツの千切り、ブロッコリー、きのこと野菜の味噌汁、納豆ご飯 そして今朝は朝っぱらから、どーんと「カツ丼』とお味噌汁。 気合い入れて頑張ってこい、息子達。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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