シングル母のアメリカ暮らし

今日は何だか一日楽しい日だった。



朝は家でデザインの仕事をした。
けっこう今日ははかどった。
スムーズに物事が運ぶとうれしいものだ。



午後はリロケーションの仕事のお客さんに会う。
この何週間か、飛び飛びで
愛蘭土出身の若者をお世話していたのだが、
彼の出身国は私が好きな国だという事もあって、
この人とのおしゃべりはけっこう楽しかった。

彼がある用事を済ませていた間、
私は待っていたのだが、
「これ、あなたのハズバンドのでしょ？」と
そのお客さんが落としたペンを渡された。

どこから見ても２０代の彼。

親子ではなく（ま、遺伝子的に親子はあり得ないが）
夫婦に見られたヨロコビ。（スーパー単純馬鹿）
最近、アジア人のお客さんを連れていて
親子に見られたことが2回もあったからさー。（涙）


そしてその彼が別れ際に
「XX3が出たら、絶対に連絡しなよ。
社員割引で買ってあげるから。絶対だよ。」
と言ってくれたのだ。
彼は私が他の仕事で必要なソフトウエア会社の社員。
ま、実際に頼むかどうかはさておき。
そういってくれる気持が嬉しいじゃないか。




帰り道に次男を拾い（長男はプレイデイト）、
別の仕事のメールを急いでみながら、
電話をかけなければいけなかったので、
スタバによって、次男にバニラミルク、
私はココアを買った。


真田広之が日焼けして骨折したような顔の、
ちょっと素敵なお兄さんがにこやかに立っていた。
注文し、いつものように名前を聞かれた。
私の名前は実はアメリカではわかりにくいらしく、
必ず変なスペリングにされてしまう。
日系かもしれない彼は「わかるよ、スペリングはこうだね？」
とさらさらと、私の名前を書いてくれた。
そして、素敵な笑顔で「ありがとう、XXX。」と
実に爽やかにお釣りをくれたのだ。
当然お釣りは思わず「チップボックス」行き。（笑）


久しぶりに次男とデート。
熱くて甘いバニラミルクを真剣にすすっている姿が
なんとも可愛い。
最近はずいぶん生意気な口をたたくようになったが、
こんな姿をまだまだ見られるのは嬉しいものだ。



その後長男をピックアップし、一緒に遊んでた友だちを
彼の自宅に送り届けると、もうすでに６時半。
ご飯も作ってないし、今から作って食べたら遅くなるし。
で、ベトナムヌードルのチェーン店に入った。
隣町の、たまに行くそのチェーンの店は愛想が悪い。
息子の学校の近くの別の店もあまり感じが良くない。
期待しないで入った初めてのその店は、
何だかみんなとてもにこやかで、
注文を取りに来たおじさんもニコニコしながら、
「仕事の帰り？おつかれさま。何食べたい？」
などと聞いてくる。
なんだか、ほんとに疲れがほぐれるような笑顔だ。
レジのお姉さんも終始笑顔だった。


家に帰って子供達を寝かしつけ、
その後、久しぶりに仲良しの女友達と
電話で１時間以上もおしゃべりをした。
最近はお互いに忙しかったので本当にご無沙汰だ。



こんなくだらないことばかりだけど、
何となくちいさな幸せを感じた日。
今日は本でも持って早めにベッドに入ろうかな。


・・・・ってもう夜中の１２時ですが。