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カテゴリ:母のひとりごと
まんごはたったの2日でだいぶ元気になった。
私がいろんな「やなこと」をするせいで、 どうも私の顔を見るとおびえるような気がする。 前は息子達がケージに手を伸ばして まんごを抱きかかえようとしても逃げなかったが、 やはりこの2日くらいは逃げ回るようになった。 まあ、すっかり元気になってくれれば そのうちまた元に戻るだろう。 注射器での傷の洗浄も、きのうおとといは じーっとおとなしくされていたのに、 今朝は途中であばれて、逃げ回るようになった。 「こら、まんご、じっとしていなさい」といったが、 まあ理解するはずもなく、昨日までの倍も時間がかかった。 でも、元気になったという事でうれしくもある。 実は今回の治療費は友人が払ってくれたのだ。 まだ正式にはあちらの子なので、という事だったが、 私としては何百ドルかかかる覚悟でいたので、 「払わせて、せめて半分でも」と食い下がったのだが、 どうしても首を縦に振ってくれない。 結局、今後の治療費は私が払うという事で落ち着いた。 ところで、その友人の、そのまた友人が うさぎを飼っていたそうだ。 うさぎの歯が悪くなり、化膿するようになり、 2回も手術をしたと言う。 総計で5000ドルほどかかったそうだ。 それを聞いて暗い気持になってしまった。 というのも、まんごも今回の医者に、 歯が悪くなって化膿している可能性がある、と 指摘されたからなのだ。 その場合はやはり歯の手術をしなければならない。 そうでないと繰り返すそうだ。 様子を見てみないとわからないけれど、 それをチェックするためには、専門の、 ペットの歯科医がいるそうなのだ。 今回、これですんでくれればいいけど、 今後も繰り返すようだったらどうしよう。 私は正直言って、何千ドルもまんごのために使ってあげるお金がない。 こう言ってしまうと非常に冷たいようだが、 そして私も息子達もまんごが大好きだし 見捨てたりなんかとてもできないと思うけれど、 でも、やはり、無い袖は振れないのだ。 ペットを飼う、ということは非常に責任のいること。 だから今まで、ペットが欲しいなと思っても、 その子を一度引き取ったら、生涯責任が付きまとうし、 踏み切ることはできなかった。 私には息子達を育てると言う責任もあるからだ。 その点、虫とか魚とかは、みてくれる医者もいないだろうし、 ある意味気がラクなんだけど、 どんなに小さくても体温のある動物の場合は複雑だ。 看護婦さんの話しによると、うさぎより小さいペットを 医者に持ち込む人はあまりいないらしい。 ギニアピッグでさえわりと珍しいそうだ。 でも別の友だちは、小さなハムスターが死にかけた時、 その子を手に納めて、獣医に駆け込み、 注射を1本打ってもらったと言う。80ドルのお支払い。 そしてその晩、ハムスターは死んでしまった。 その話しを聞いて、涙腺の弱い私は泣けてしまった。 今回まんごの顔の腫れを見て、 支払いのことなど考えなかったけど、 でも歯の治療に5000ドルかかると言われたら、 私は借金してでも治してあげたのだろうか。 正直言って自信がない。 それなら最初からペットなど飼うな、 と思われる方もいるかもしれないが、 まんごがここに来たいきさつは何となく微妙なので、 それで未だに正式な養子縁組手続きが取られていないわけだ。 今後、どうなるのか。 私にそれだけの覚悟ができるのだろうか。 なんだか、「治療費が払えないから」って実家にお返しするのもなんだし。 すっっっごく悩んでしまう今日の私。 ああ、まんごちゃん。(涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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