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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2007.04.23
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土曜日は次男の誕生パーティだった。
せっかくの週末だっていうのに、6時起床。
こんな時の毛布は何よりもあたたかく私を包み、
せっかく立てた綿密な行動計画を台無しにしようとするが、
よいお母さんを目指す私は誘惑を振り切る。
なんたって年に1回の(正確には2回-2人分だし)イベントなのだ。


ことし、次男のバースディは
本人の希望もあって、ミニチュアゴルフでやることにした。
こういうところでやると、子供達は勝手にアクティビティに
夢中になっているし、場所の心配もしなくていいし。
問題は・・・・ゲームセンターなのだ。


息子達の学校は反メディア体制を取っているので、
多くの家庭の子供達が、テレビやビデオ、ゲームなどから
しっかりと遠ざけられている。
ところが、ミニチュア・ゴルフの場所は、
たいていゲームセンターとセットになっているのだ。
避けてはとおれないのだ。


「息子の誕生パーティはXXゴルフランドでやりますが、
ゲームセンターが隣接されていますので、
お子さんをそこで遊ばせたくない方は
30分ほど早めに迎えに来てください。
すべての、ゲームセンターが許可されていない子供達が帰宅したのち、
許可されている子供にトークンをあげて遊ばせます。」
こんな折衷案を用意しなければならないなんて、
ほんと面倒くさいったらありゃしないよ。


ところで、ミニチュアゴルフなどでバースディをすると、
飲み物もピザも紙皿などもセットになっているので、
ふーんふん、親はラクできるはず・・・と思ったのが甘かった。
何しろゲストにVeganご一家がいたのだ。
ご存知Veganは究極のベジタリアン、
何しろ一切の動物性食品は口にしない。
もちろんピザはだめ。ふつうのケーキもだめ。
これはちょっとした誤算であった。


次男はいつものように中国系ベーカリーの
生クリームとフルーツたっぷりのケーキを欲しがったし、
当然彼等は乳製品やたまごは食べられない。
なので、朝イチで「まるごと食品」にてVegan用のケーキを購入。
ついでにうるさい親もいるのでオーガニックのジュースを何本か買う。


ピザが食べられないゲストのために早起きして、ごはんを炊き、
どうせならと思って、醤油とごまで味付けしたおにぎりを24個。
海苔は別に持っていくことにした。
いちおう、ピーナツバターとジャムのサンドイッチも用意。
卵とバターを使わないバナナブレッドも焼いた。
そしてたっぷりの野菜スティックとフルーツ盛り合わせ。
野菜やくだものを切り刻むのはそれなりに時間もかかる。


その間に友人宅にお泊まりしていた長男を迎えにいくなどしていたら、
あっという間に家を出る時間になってしまった。
息子達と食事と飲み物を、車に放り込み、
途中で中国スーパーに寄ってケーキをピックアップ。


そしてぜいぜいしながら会場について用意をしているうちに
ゲストが次々到着したので、ゴルフを始めてもらう。
ほっと一息ついたのもつかの間、
グディバッグ(おみやげ袋)の用意をしておこうと、
ゴルフランドの人に「グディバッグ、早めにいただけますか」と頼んだ。
すると、「え?それは別料金ですよ。ひとり3ドルです」


なんだと!!!予約の時に話した兄ちゃんは
グディバッグが含まれている、と言ってたぞ。
そこだけ念を押して聞き返したのだから間違いない。
話しが違うではないか。


「きっと彼が間違えたんでしょう。とにかく含まれていません」


その場で買っても良かったのだが、
こんなところのグディバッグは超チンケなのだ。
含まれているのならともかく、そんなものに3ドルは悔しい。
そこで、元夫と友人に後を託して、
すぐそばの手芸屋さんまで車を走らせた。
なんとセール中で59セントのかわいいサンバイザーを発見。
それにキャンディやら小さなシャボン玉ボトルなどを入れ、
うちの息子達のも含め、計14個のグディバッグ完成。
ひとり約1ドル50セントで、納得のいくものに仕上がった。


ちょうどピザがくるところだったが、
待ちきれない子供達はおにぎりやフルーツを貪っていた。
Veganの兄妹もおいしそうにおにぎりを食べていた。
24個のおにぎりがあっというまに完売。
その後もすごい勢いでピザを食べ続ける子供達。


食後は、すぐケーキに突入したけれど、
おかげでケーキは入らないという子供まで出る始末。
となりのグループのお母さんたちが、
「あなた、そのケーキ、どこで買ったの?
すごくおいしそうね!」
そうだろう、そうだろう。アジア系のケーキはうまいんだ。


大半が帰り、残りの子供達がたっぷりもらったトークンを握りしめ
ゲームセンターで遊ぶ中、
いただいたプレゼントや、ケーキや食品の残りを片付け、車に運ぶ。
嬉しかったのはVegan一家の若いお母さんが
「本当にありがとう。すごく楽しかった。
ケーキや食事も気を使ってくれてうれしかった。」と
喜んでくれたこと。
そして子供達を元夫に託し、私は一人で帰宅。


1時間ほどベッドで放心状態で過ごした。
ああ、これで、来年の春までは何も考えなくていい。


子供のバースディパーティなんて、
親が誕生日を祝ってやればいいものなんだから、
そんなことを大げさにいちいちやってやる必要はない、と
言ってた友人がある。
彼女のいうことにも一理あるが、
それでも年に1回のバースディ、親が祝うのはもちろんだけど、
子供の時だけに許される、楽しい楽しい1日だって
あってもいいのでは、と思っている。
お金も労力もかかるけど、長い人生でほんのわずかな時期のこと。

確かに甘やかされているのかもしれないけれど、
誕生日くらい甘やかしてやろうと思っている私は、
はい、普段は世にも恐ろしいおかあさんです。









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Last updated  2007.04.24 05:03:53
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