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カテゴリ:想い出話
「アレ」とはこの事だったのですね。 先ずは、優勝おめでとう阪神タイガース 「六甲おろし」の曲が流れましたね〜 「六甲おろし」には思い出があります。 38年前に阪神が優秀した夜、 私は「赤坂」の、とある料亭にいました。 大事な商談で接待のはずが クライアントの方から 逆接待を受けてしまっておりました。 大会社の社長さんなのですが 気さくて優しくて穏やかで 部下にとても気遣いをする 素晴らしい方でした。 商談は あっという間に決まってしまい あとは、居心地の良い 赤坂の料亭のカウンターで その年にあった出来事など 四方山話で時間が過ぎようとしていました。 夜も更けてきて‥ そろそろ帰る頃になると‥ あの「六甲おろし」が街から 聞こえてきました。 「六甲おろし‥赤坂で聞こえてくるとはね‥ いや〜阪神が勝つなんて 夢にも思わなかったよ。」 「あら、阪神ファンでしたの」 「あ‥会社では巨人ファンになっているのだけど 実は、ひそかに阪神を応援しているんだよ。」 「部下の皆さんの隠してる」 「あはは‥東京だから‥ 阪神ファンなんて言えないね‥」 初めて聞いた「六甲おろし」は 歓喜に満ちていて 内容はさっぱり分からなかったけれど 阪神ファンは天にも昇る 嬉しさだったに違いないと思いました。 38年前、昭和60年 驚くようなニュースがたくさんあった年でした。 「年代流行」というサイトを見つけました。 参考までに見てください。 こんなにいろんな事があった1985年でした。 私が忘れられないのは 「科学万博つくば博開催」 「日本空港123便墜落事故」 どちらも関係性があるので 忘れられない事です。 「今夜は愉快だったよ。」 「こちらこそ、大きなお仕事も頂きまして 本当にありがとうございました。」 「車を待たせてあるから 送って行こうか」 「いえ、とんでもないです。」 と、言った私でしたが その車を見て‥ 「じゃあ、お言葉に甘えて‥」 その車はロールスロイスで 黒服の運転手付きでした。 生まれて初めて乗る高級な車でした。 阪神タイガースが38年前の あの日に優勝していなかったら この思い出は私の中には 存在しなかったかも知れません。 今でもハッキリと覚えている あの日のことです。 (写真はネットからお借りしました) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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