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カテゴリ:学ぶこと
カマキリ 「拝虫」「蟷螂の斧」「鎌切」 かまきりが庭の躑躅の木に隠れるように じっとしていた。 カマキリは、 他の昆虫などの小動物を捕食する 肉食性の昆虫である。 おやもう1匹 色違いのカマキリが 隣のサツキの木に潜んでいた。 我が家の庭には つつじ、サツキが交互に植っている。 Blogを書いていて ふと、ひらめいた ツツジとサツキは 花が咲くと見分けにくい花。 咲く順番から言えば ツツジが先に咲いてそのあとサツキが咲く。 まっ、文字通り 「サツキ」は「皐月」の頃近くに咲く。 最初のカマキリはツツジの上。 2番目の茶色のカマキリはサツキの上。 お気づきだろうか ツツジの葉は少し毛羽立っていて 葉に照りが無い。 サツキの葉は毛羽立っていないが 葉に照りがある。 ツツジとサツキの見分け方は 葉っぱだけでもよく分かる。 この隣同士の木の上に居たカマキリが 移動したのです。 おやおや 同じツツジの木に移動してきて 何をするのやら‥ ず〜〜っとカマキリを観察するほど 私も暇ではありません。 出来るだけ、桜の葉っぱを掃き出さなくては ならないので、そこから離れて しばらくすると 茶色のカマキリだけになっていました。 昆虫‥ 虫ってどれくらいの数が 地球上にいるのだろう‥ ちょっと調べてみました 自然科学は大好きですので 大凡の見当は付きましたが 今、分かっているだけでも 地球上に生きている生物の数は物凄い数。 その中でも「昆虫」は 膨大な数でした。 さて、 ちょっと難しいかもしれませんが これから 私の得意分野のお話です。 (上の写真は小学館のHPからお借りました) これまでの地球創生46億年の歴史の中で、 多数の生物種が生存できなくなる 「大量絶滅」の時代が何度かありました。 主なものとして、 オルドビス紀末(約4億3500万年前)、 デボン紀末(約3億6000万年前)、 ペルム紀末(約2億5千万年前)、 三畳紀末(約2億1200万年前)、 白亜期末(約6500万年前)の5つが知られています。 通称「BIC 5」と呼ばれています。 地球上の約9割以上の生物種が絶滅したペルム紀末や、 隕石や彗星などの天体の衝突が原因として 有力視されている恐竜の大量絶滅がありました。 白亜紀末などをはじめ、 自然状態で起こった絶滅はいずれも 数万年から数十万年の時間がかかっており、 その絶滅速度は 年に『0.001種程度』であったと考えられています。 これに対して、 現在の人間活動によって引き起こされている 種の絶滅は、過去とは比較にならない 速度で起きていることをご存知でしょうか 1600年~1900年には 1年で「0.25種」だった生物種の絶滅速度は、 1975年以降、 1年に「40,000種」と急激に上昇し続けています。 ちなみに 今の地球上の生物の総数は 分かっているだけで 870万種。 植物がこの内の400000種で 哺乳類は6000種、 昆虫は、なんと1000000種です。 人間の総数は地球の総生物量の0.01%にすぎず、 誤差として無視できるほど僅かです。 昆虫は100万種もあるのですから 哺乳類とは 桁が三桁も違うと言うことになります。 苦手な虫たちの暮らしの上に 私たちの暮らしがあると言っても 過言ではありません。 また、この中には 菌類は含まれていませんから 本当にヒトの数など 取るに足らない数です。 そのヒトが地球上の多様な生物を 絶滅に追いやっています。 地震、噴火、台風、津波、潮の満ち欠け 高気圧、低気圧、偏西風、貿易風など こうしたものは地球の最初の頃からあった 地球本来の営みとも言えるでしょう。 地球の営みの凄さは 今、皆様も感じている筈です。 たった一夜で猛暑の夏から 秋めく季節がやってきました。 日中はまだ暑いかも知れませんが 朝晩は、めっきり秋になっています。 自然の営みとは こういうことです。 人間はどうしたことか 自然と共存することが 大の苦手なようで 自分勝手に他の種を絶滅させていることは 間違いのないことで 世界中が問題視している 「地球温暖化」「地球沸騰化」も 人類が地球に対して 故意に行っている所業の積み重ねです。 昆虫の数の多さを見ていると いずれ、人類が絶滅しても 昆虫たちは、この地球で 生きていけるのような気がします。 植物も同様に生きていくことが 出来ると思います。 人類が絶滅しても 地球にとって悪いことはないと思いますし 大した数の絶滅ではないと思っています。 構造的に見ても ヒトは自ら己を守る装置を持ち合わせていません。 飛ぶことも泳ぐことも走ることも 危険を察知することも得意とせず 身体能力的にもかなり程度の低い動物です。 せっかく大きな大脳を持つことが 出来たのだから、せいぜい頭を使って 地球に住むのに相応しい存在に 進化していって欲しいと思います。 (まっ、無理だと思うけれど‥) 電気毛虫もカマキリも 我が家のニャンズも 私よりずっとずっと優れていると思う。 全身を毒針で我が身を守ったり‥ 上手に擬態して木の葉に似せてみたり‥ 瞬発力が高く どんな形にも添う体の柔らかさだったり‥ みんな、スゴいなぁ〜 みんな、素晴らしいなぁ〜 小さな我が家の庭で起きていることは きっと宇宙のように 暗黒で複雑で無限の未来が 待っているような気がする‥ ただ、私はそれを未遂げけることは出来ません。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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