新 緑仙の日々是好日(お誘い!秩父三峯神社へGO!)
お友達のharuさんから電話あり。ご主人様が「三峯神社に行く」とのこと。もし都合が良ければ「ご一緒に」と‥え〜〜勿論です。ただ、ご祈祷の際は一人で神社を見て回ってねと言われました。行くことが難しい山道を運転しなくて良いなら連れて行って下さいお願いしますと、言うわけで急遽、お出かけです。haruさんは来ないのでご主人様とその弟さんと一緒に連れて行ってもらうことになりました。常磐道を抜けて圏央道に入って関越道に乗り継ぎ花園インターで降ります。それから、国道140号線で約2時間‥遠い‥ね‥haruさんのご主人と弟さんはとっても気さくでず〜っとお喋りして下さいました。国道140号に入るとだんだん山道になってきます。「この道は慣れていないと運転が大変だよ。」「日光のいろは坂や筑波山の山道の方がずっと楽だよ。こんなにクネクネ曲がりくねってないしそれに加えてここは対面通行だから危ないんだ。」「この間、秩父神社まで行ったついでに行こうと思ったけど山道は大変だと思って止めたのね。折角、近くまで行ったのに‥」「あっははは近くないよ。秩父の駅からだって2時間くらいはかかるよ。」「えっそうなの」「そんなには掛からないけど1時間半くらいは掛かるかな〜」やっぱり遠い‥三峯神社は標高が1100メートルの所にあります。周りの景色がだいぶ変わってきました。山奥ですねーおっダムも見えてきました。「二瀬ダム」湖は「秩父湖」えっダムを渡るのですか「そうなんだ、ここで信号で捕まっちゃうと時間がかかるんだ、紅葉の時なんかものすごく時間が掛かるんだよ。」二瀬ダムは荒川の本流最上流部に建設されたダム。 ダム天端の上を県道が通っていて、その先を進んで行くと三峯神社があるのです。埼玉県は茨城県の隣の県だけれど何もこんなに山奥の神様の御眷属さまを拝借しなくても‥と思った私。その訳を聞いてみました。その前に‥埼玉県秩父には有名なダムが4つあるそうです。この二瀬ダムもその一つでこの辺りが「荒川」の上流になるそうです。荒川といえば埼玉県から東京都へそして東京湾へと流れている大きな川です。荒川の下流(この写真はネットからお借りしました)甲州・武州・信州の頭の文字をとって甲武信ヶ岳(こぶしがたけ・標高2,475m)と名付けられた奥秩父の山の中で、荒川の流れが始まります。ちなみに、甲武信ヶ岳から山梨県側には笛吹川、埼玉県側には荒川、長野県側には千曲川が流れ出ています。我が国の人口・産業の3分の1が集中する首都圏域を流域に持つ荒川の役割は、極めて重要です。 荒川は、利根川・江戸川・多摩川等とともに、日本で最大の広さを持つ関東平野を流れ、東京湾に注ぐ一級河川です。その流域は、東京都と埼玉県を合わせて20区40市18町1村にまたがり、面積2,940km2人口950万人人口密度約3,100人/km2水道用水供給人口約1,500万人利根川・淀川に次いで我が国の主要河川の中では第三位の人口、鶴見川についで第二位の人口密度となっています。あ〜あ川の流れのように‥多くの人々がこの川によって支えられているのですね。当然、このような川は大昔から氾濫を繰り返していました。近代から現代になりダムが作られました。関東地方はご存知のように一都六県ですがその内、3つの県には海がありません。栃木県、群馬県、埼玉県の3つです。Blogにも何度か書きましたが日本で海無し県は全部で8つ。その内の3県が関東にありあと残りの5県は長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県です。と言うことで‥話がだいぶ逸れてしまいましたがこれらのダム建設に代々関わっているのがharuさんのご主人のご本家でそれで、お守りとして御眷属様をお借りしているのだそうです。だいぶ、標高が高いのだと感じました。雲がどんどん流れてゆきます。耳が、キ〜〜〜ンとしてきました。三峯神社に到着してご兄弟はご祈祷のために洋服を着替えるそうで厳粛な気持ちになりました。私は部外者ですからその間に、神社をお参りしたいと思います。弟さんが一言注意してくれました。「この神社、広いし奥まで行くと迷ってしまうからあんまり冒険しないほうがいいよ」「了解です。」「あっ、雨降るかもしれないから傘、持って行ってな。」ホントだ霧が出てきましたよ‥なんだか凄い冷気&霊気を感じる風景に包まれていくみたいです。明日に続く‥にほんブログ村