氷山の楽書き帳(積小為大)
「積小為大(せきしょういだい)」「大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。それ小を積めば大となる」あの「二宮尊徳」の言葉である。昔の小学校の校庭には必ずと言っていいほど二宮金次郎の銅像が立っていた。今は、この銅像は、ほんとど見かけず、校庭の真ん中に桜の木すら植わっていない。無味乾燥的な耐震構造安全対策万全の震災後の学校は整然としてキレイだけどなんの情緒も無く、機械的な感じがする。世の中が変わってゆくのだから学校も二宮金次郎や真ん中の桜よりも校庭の安全性とか避難訓練など、そちらの方が重要なのかもしれない。コツコツと学問をして心身を精進してゆくこと。知性と教養を身につけてゆくこと。誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たないということ。「徳」は積んでゆくこと。徳の無い人、徳を壊したり、徳を嘲る人は知らぬ間に、誰かを泣かし辛い思いをさせていることだろう。「二宮尊徳 Wikipedia」←詳しくはこちら桜が美しい小田原城をぐるりと観て出口に向かうと「報徳二宮神社」がある。春になったら今一度、訪ねてみようか‥にほんブログ村にほんブログ村