病院日記と改めたい気分だ。
６月１０日
病院へ。体重４．６キロ。
前回の駆虫薬が効いているか確認のため便持参。
他の虫はいなかったようだ。
傷の洗浄と耳掃除などしてもらう。
別のノラちゃんはソーメンじゃなくってきしめんが出てきたそうな。
ゴルフボール大にまとまって。
食欲が無かったのに出たとたん食べ始めたとか。
６月１７日
体重４．６キロ変わらず。
病院に行く前に吐いたの発見。吐瀉物は朝食べたもののようだ。
心音にノイズ。そして腹水が溜まっていると言われ涙目になってしまった。
いつもの治療と今回は胃が荒れているかもしれないので抗生物質を注射で打ってもらう。
首の皮が厚いですね、歴戦者かな？と言われた。
そういや阿波座ではエラソーにしてたような。一匹だけベンチの上に座ってたし。
阿波座の公園では今仔猫が二匹いるらしく、サラリーマン達に人気との事。
お世話している人に加えてキャットフード持参、スプーンで崩して食べさせているとか。
猫好きな人たちがいてよかったね。
６月２４日
体重４．８キロ。
前回の心音と腹水の原因をハッキリさせるため、血液検査とレントゲン。
声はすごかったが大人しかったようだ。
しかし赤星君はかなりイヤだったらしく膝の上にのり、脇の下に頭を突っ込んでしまった。
いつもこんなことさせてくれないのに。
心臓は肥大症の気があるそうだが投薬まではいかないで済むとの事。
血液のいくつかの項目は改善されていたが気になる数値が二つでており、
溜まっている腹水と合わせてＦＩＰの可能性をあげられて思わず泣いてしまった。
FIP・・・猫伝染性腹膜炎。致死率の高いウイルス疾患。
ドライタイプとウエットタイプがあるとの事。
インターフェロンの投薬で助かる可能性があると聞かされる。
白血病陽性だからあまり長く生きられないと思ってたのにさらにＦＩＰとは。
先生に「まだ疑いですから。」と慰められる。
血液検査と発症と診断された場合の費用などよく相談してくださいと言われる。
待合室では仔猫を拾った人がいた。優しいなあ。
病気をもっていませんようにと祈る。
６月２５日
体重は変わらず４．８キロ。
再び病院。ＦＩＰの血液検査をお願いする。
結果は一週間後。やっぱり皮膚が分厚いとの事。ノラだと皮膚が分厚くなるそうな。
年齢から判断するにもしＦＩＰならドライタイプでしょうと言われる。
インターフェロンの投薬で助かる見込みは５分５分と思っておいてくださいとも言われた。
泣かないつもりだったが昔飼っていた猫２匹をＦＩＰのウエットタイプで
安楽死させたと聞きまた泣く。先生の方がつらいのに申し訳ない。
だけどまだ昨日より気分は楽。昨日と違って帰り道の視界は滲まない。
１２時ごろ、相方帰宅時に赤星君脱走。目の前真っ暗になったがなんとか捕まえる。
私も赤星君もパニック。捕まえて抱っこした私の両手は引っかき傷が。
右中指の爪の間に血が溜まってたので私が赤星君の傷をえぐったのかと心配したが
翌日になり私の爪横に傷を見つける。私の血だった。
風呂に入れば左胸にも引っかき傷あってしみた。
ケージに戻すつもりだったがそんなにイヤなら、とケージ開放。
しかし、２階の寝室にまでやってきた。仕方が無いので赤星君を下に誘導。
私はフローリングで寝て、赤星君はその横の椅子の上でお休みに。
夏でよかった。
