ミラノからベネッア(ベニス）へ１
懇意にしている美容師さん（Mさん）から、「ベニスはいいですよ」と耳打ちされならば行かねば女がスタルそんな軽い気持ちで、急きょ手配をした。モチロンボン２と私達だけでは到底無理。Mさんとはミラノ君のお父上。(ベネッア行きの陰の仕掛け人）センスよく、インテリジェンスにあふれたMさんは、気軽にベネッアに同行してくださるYさんを紹介して下さった。毎日ハードなスケジュールをこなしホテルには寝る時に帰る毎日だった私達、いささか疲れも出ていたけれど、ここはボン２と相談し、頑張りますか！と決行を決めた。朝６時半に起床。身支度を大急ぎで整え、（ボン２は私より時間がかかります）ロビーで待ち合わせた、Y女(ガイド担当、本当は翻訳家、通訳、スタイリスト、アルマーニとも仕事をした事があるそうです。そしてインテリ）と朝食をとり後９分後に電車が出る！！！と叫び三人でTAXに乗り込む。そして切符買い(現金で、カードは時間がかかるから×）三人で猛烈ダッシュ。Kukuri家は皆足が速いのです。一番遅かったのは、Y女でした。何とかインタシティーに乗り込みほっとする。(ユーロスターは１時間後でしたから仕方なく）ボン２は深い眠りにつき、私達女はあれやこれやと話をする。イタリアの政治経済、ユーロ貨幣円とのバランスの悪さに腹も立て、盛り上がった。「日本からのお客様を案内して、友達のように会話がはずみ嬉しい」そうリップサービスをしてくれた。私も美味しいご飯に観光、お洒落見学もソロソロ飽きてきた所なので、新鮮な空気が流れ、息を吹き返した。（Y女に感謝）ベネッアまで時間以上かかる片道が、とても短い時間感覚で捉えられた。ついた駅の先は雨そして暴風に近い強風。それでも地面と海が一つに繋がった段差０メートル地点に立った気分は爽快だった。TVや雑誌で見た風景がそこにはあった。ゴンドラ、水上TAX,ホテルリムジン？（ホテル専用の船です）、物売りのおじさん達。ベニスの商人に出くわした最初の人が、露天のおじさん。とてもしたたか、相当お金持ちに違い無い。（ほぼ確信） 続く
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