わたしたちの「響き」、わたしたちの「音楽」。
「うた」の定期練習日。今日の練習時に指揮者のT先生が言われたことと、TRの掲示板で大いに盛り上がっている話題が「絶妙」にリンクしていたのです!TRの所属している「演奏団体」は、今から30年近く前にT先生が教会でホゾボソと定期的に始めた「器楽アンサンブル」の演奏会が始まりだったのですが、本格的に活動を進めてからは、まず「うた部門」で活動の基盤が定着していきました。オルガニストでもあったT先生は、「教会でのオルガンの響き」と、音楽家としてかけ出しの頃に生活の糧を得るためにした「うたのお仕事」での経験をもとに「あたらしい響き」を求めていったことがこの演奏団体の「音楽の基盤」になっています。T先生は、今日の練習に入る前に、先日の演奏会に来た「ある学生さん」の感想を話してくれました。その学生さん、『アカペラの曲の響きはスバラシイのに、ピアノ伴奏の曲は、うたとピアノが何だか馴染んでないように感じた』んですって。T先生:「このような『若い人の感性』を大切にしたいですね。」「平均律で調律されたピアノの音」と「わたしたちの純正のうたの響き」に拮抗が生じはじめてきているのです。試行錯誤しながら「純正の響き」として育ってきた「わたしたちの音楽」を「無理に平均律に戻す」ことは、もはやできません。そこで、「第3の道」が開けてくるのですが、この場で「へなちょこ団員」のTRの立場では書くことはできませんので、皆さまのご想像におまかせいたします(^^)。むふ。で、待ちに待ったバッハ先生の「あの曲」の音だし!・・・一夜漬けでは、やはりアマかった・・・早速、金曜日に臨時の「パート練習」が入りました。びしびしシゴカレるぞぉ!(いやーん!でもワクワク♪)←変なヒト。。。