絵本とアロマ　　　　　　　

今日、あー助が、本棚から〔海～Dreaming Blue]という写真集を
「うみみたい～！」と言って持ってきた。

ページをめくって一緒にみていくと
「きれいね～うみはいりたい～!!」という。

微笑ましく思い、
「海いっしょに行ったね。また行こうね。」と言うと

「うみはいりたいの～あけて～!!!」と泣き出した。
「あけて～あけたい～!!!」と写真に爪をたてている。

テレビに向かっても「あけて～あけたい～!!!」と叫んでいたことがあったけれど
写真をあけると本物の海に会えると思っているんですねぇ。
子供の世界観っておもしろいなぁ。と感激しながら
「そぉ。海はいりたいの。海はいりたいねぇ。でも写真だから
あけれないわ。」と返事すると

「はさみ。はさみ。」と言い出した。
「ままが、はさみでちょっきんちょっきんしてあげよっか。」という。
「はさみであけるの!!!うみはいるの～!!!」

吹き出しそうになりながら、
「そぉ。海はいりたいの。海はいりたいねぇ。でも写真だから
あけれないわ。」とくりかえすと

今度はドライバーを持ってきた。
「これであけよっか。」
「あけたいの。うみはいるの。はいりたいの。」

ドライバー!!!そうくるとは!!!
「そぉ。ドライバーね～。あーちゃんかしこいねぇ。
　でもそれはママむつかしくてできひんわ。
　パパにしてもらう？でもパパも本をあけるのはできひんと思うよ。」
笑いをこらえきれずに返事すると

今度は
「ぱぱ、ぱぱにでんわする」と電話の子機をもってきた。
「うみはいるの。ままむつかしい。ぱぱにでんわする!!!」

そんなわけで、お仕事中のパパには申し訳なかったのですが
電話してしまいました。

なんか、ちょっとちがうんやけど
あー助ないりに、世界を理解していってるんやなぁ…
すごいなぁ～と、えらく感動してしまったのでした。

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あ、その本はこちらです。