ばらして終了
◇5月29日◇檜原湖桟橋に戻る途中で蛙太郎は何かを見つけて悲しい顔をしていました。動かなくなって湖に浮いている大きい魚を見つけたのです。もしかしたら、釣り人の仕業かもしれません。「無駄に朽ちさせる訳にはいかない」そう言うと蛙太郎はスモールマウスバスを掲げ、最後の姿を写真に撮るように言ったのです。悪魚の代名詞ともなる特定外来種のブラックバスでも私たちは命を絶たれる姿は見たくありませんでした。在来種保護の観点から反対意見が多いのは分かっていても善悪知らずの親子のエゴはどうにもなりません。桟橋付近で最後に私がばらして檜原湖での釣りを終えたのでした。(終り)人気ブログランキングへ 投票して頂けると嬉しいです。