テーマ:気になったニュース(30843)
カテゴリ:動物
今日のニュースで、宮崎県の小学校で珍しいトカゲだという事で、飼育されている沖縄、奄美地方にだけ生息する「オキナワキノボリトカゲ」が問題になっているらしい。
このトカゲは本州に生息していない種類で、沖縄、奄美地方の気候(亜熱帯性気候)に適しているので、本州には居ないとされていたのだが、宮崎県日南市油津の津の峰で繁殖しているというので驚いている。もう20年以上前にも見たことがあると・・・。写真を見ると、本州で見かけるこげ茶色の肌のトカゲと全然似てなく緑色で、刺々しい。この緑色のトカゲは雄で、雌はこげ茶色だという。 このトカゲがとてもグロテスクなので、住民は怖がり、人間に危害は加えないのかとか、心配になっている。しかし、この点は大丈夫らしく、昆虫とかを好んで食べるので、人間には危害は加えないと言うが、体長は20cm~30cm位になるので、目の前にしたら驚くでしょう・・・。 さて、なぜこの宮崎県にこの「オキナワキノボリトカゲ」が生息しているのか?人々が何も考えず放ったか、船便の荷物に紛れ込んで来たとか疑惑が絶えない。では、なぜ繁殖できたのか?と疑問が出るが、宮崎県のこの地域は、亜熱帯性気候に似ていて、このトカゲが生息するに適していたらしい。気温も氷点下になることも無く、雪も降らないことで好都合だった。 今もめているのが、自然の生態系が崩れてしまうという事。本州でこのトカゲに天敵が居なかったら最悪である。どんどん増え続ける事になり、あのブラックバス状態に・・・。この「オキナワキノボリトカゲ」は絶滅するというトカゲでもあったが、この宮崎に関して言えばそれには当たらない・・・。 ここまで20年以上も生息し、繁殖してきたので、その当たらし生態系も残すべきかとか論議されそう。幸いにこの地区は周りが川で、隔離された状態だというから、ここから出さなければこの生態系も崩れる事はないが、住民や他の人々の協力がないと難しい。 さてこの問題どうなる事やら・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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