昔を思い出す
どう考えてもクラシックという性格でも人柄でもない私なのですが・・・昨年末の「のだめ」の影響をかなり受けクラシック熱はとどまるところを知らず(ほんとかなり病気)で、旦那が楽器を演奏するということもあってか、我が家にはいくらかクラシックのCDがあります。そのCDの一つにドヴォルザークの交響曲第9番がありました。夫が昔、地元のフィルでお手伝いしたことがあったので。夫が私に「トロンボーン第4楽章で大活躍なんだよぉ。聴きに来いよぉ。」っていうのでほんとに第4楽章だけ聴きに行きました(子連れだったからここだけ。薄情な妻)小澤さんのも何となく聞いてみたい・・・この第2楽章が「家路」として編集されている有名な曲で、私の小学校では、学校の帰りの時間にこの曲が流れていました。学校の「早く気をつけて帰りなさい。」みたいな、最終警告とでも言えばいいのでしょうか。よく学校の砂場やいろいろなところで道草をしていて、日が傾き始めるとこの曲が流れました。(ほとんど第2楽章全部ですよ・・・。だから余計に覚えています。)なので、これを聴くと学校の校舎や校庭や日が落ちていくちょっと暗くなっていく、そんな風景が今でも思い出され、ちょっとしんみりします。ちなみに、我が小学校も子供がすっかり少なくなり、何年か後には合併予定。寂しい限りです。話は少しかわりますが・・・私の亡き義父が、宮沢賢治をこよなく愛しておりました。「銀河鉄道の夜」がアニメ映画化されたことがあって、義父から子供たちは「これ見ろ見ろ」と攻撃を受けたものでしたが・・・(結構暗い映画だったのですが、話の内容はすごくよく分かりましたよ。)この中でも第2楽章は使われていました。義父も思い出す曲です。ドヴォルザークの交響曲第9番、私にとっては思い出のある曲です。ちなみに第4楽章もトラクターのCMで流れていたような記憶があります。トラクターで耕して「新世界」か・・・。考えたよねぇお正月、あと少しで終わりますが、思い出に浸るのも結構疲れが取れますよ人気blogランキングへ↑クリックいただけるとうれしいです。