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テーマ:政治について(20071)
カテゴリ:福田康夫首相
福田康夫元官房長官は3月17日,ソウル市内で開かれた日本と韓国の国会議員・経済人・学者らでつくる日韓・韓日協力委員会の合同総会において,日韓関係が冷却化している現状に関して「両国民の中に増殖している悪いイメージを乗り越え,相互に理解を深めなければいけない。冷静で抑制的な対応が求められており,対話を促進することが大事だ」と強調。さらに東アジア共同体構想について「覚悟と相互理解がなければ実現できない。日中韓3カ国の関係緊密化が極めて重要だ」と述べ,冷え込んでいる両国関係の改善を呼び掛けて存在感を示した。
福田氏本人は9月の自民党総裁選出馬に意欲を見せてはいないが,久々に外交の表舞台に立ったことで,自民党内では「本人にその気がなくても,結果的にポスト小泉へのアピールになっている」(片山虎之助参院幹事長)との受け止めが広がった。 3月16日に会談した盧武鉉大統領からは「かつてないほど,関係改善への期待感を感じた」(同行筋)とされ,韓国側も福田氏を首相の有力な後継候補として意識していることをうかがわせた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.30 06:19:00
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