居酒屋こはる

数日前

ネットで本を買いました

「まちづくり批評（クリティーク）」

：愛知県足助町の地域遺伝子を読む

実は　この本　10年程前に　一度手に入れているんです

私の尊敬する　まちづくりの先輩　お二方から

ほぼ同時に

「こはるさん、この本知ってる？　ぜひ読むと良いよ　きっと貴女の役に立つ」

そう言って薦められました

ところが、その当時　かなり話題になった（もちろん、まちづくりの現場で）

この本　既に在庫切れ　再版の予定は立っていませんでした

編集は「早稲田大学　後藤春彦研究室」

そちらに問い合わせて　やっと一冊　分けて頂きました

興味があったのは『地域遺伝子』という言葉と、その概念

ブルドーザーのように、ガンガン進んでいく私の仲間達

彼らからちょっと離れて

「まちづくり」とは何ぞや、という事を　じっくり考えてみたかった・・

この本の中には　考えるヒントが沢山ありました

本って、自分が感動すると　人に薦めたくなります、よね？

私も　このやっと手に入れた本を　読んで欲しくて友人に貸しました

貸したら返ってこないもの・・・

本と傘、かな（笑）

一通り読んで、頭に入ったら

しょっちゅう読む訳でもないし・・・

迂闊でした、いうかズボラでした～

誰に貸したか、わからなくなって10年・・・

最近また、フッと頭を掠めた　地域遺伝子　の言葉

もう一度　読みたい！！

でもあの当時　あんなに苦労したのだから、今はもっと入手困難だろうな・・

そう思っていたのですが

ネットの世界　恐るべし！ですね

わずか￥500で中古本がスグに見つかりました♪

16日には手元に届きます

10年前とは　我が町の様子も　自分自身も大きく変わりました

その本から読み取れるものも　きっと違ってくるのだろう・・

嗚呼 そして　また

　その本を読んで欲しい人の顔が、、目に浮かぶ

本を前にしてあれこれと　

夜の更けるのも忘れて　語り合いたいものだ、と想う

そんな事を　朝食を食べながら娘と話していたら

「お母さん、それ　布教活動だね」、と笑われた

そう言って笑っている彼女も　もちろん　

読んで欲しい本・聞いて欲しいCDを持って

布教活動をしているのですよ・・

人との出会いと同じように　本との出会いもまた

奇跡、です