安産
犬は安産と言われ、人間の妊婦さんも戌の日に腹帯を巻いて安産祈願をしますよね??私は犬のお産、猫のお産と見てきて、犬の方が難産ではないか!と感じた事が数度。もちろん、猫でも胎児の頭数が少ないため、胎児が育ちすぎて難産になってしまったり母猫の産道が狭すぎて、胎児が出てこれないなどもあります。それでも、比較的猫の方が安産に思えたんです。猫には思った以上に逆子が多い。それでも大事に至らないで生まれてくる場合が多い。但し、人間が側にいる場合は、陣痛にあわせて引き出して上げないと、羊膜が破れて胎児が産道内で羊水を飲んで溺れてしまう可能性が伴います。その事を仲良しの獣医さんに聞いてみたら、「安産と言われている犬は、日本犬だけを指している。戌の日に腹帯を巻く習慣は 日本特有の風習で、欧米諸国ではない習慣。いわゆる日本古来の日本犬は安産 だけど、洋犬は日本犬ほど安産じゃないんだよね。たぶん猫の方が安産と感じる事が 多いかもしれない。日本犬とは、柴犬、紀州犬、北海道犬、甲斐犬、四国犬、秋田犬等。 これらの日本犬は比較的安産な固体が多い。」なんだそうです。なので、一概に犬は安産の動物と思ってはいけないんですね~。哺乳類の中で最も難産な生き物って何なんでしょうね?人間かな?それとも大型の草食動物かな??どっちにしても母親に宿る胎児数が少ない生き物が、出産が辛そうに思えます。