中国のアフリカ政策
前々からよく耳にしていた、中国のアフリカ政策。アフリカ諸国に多額の援助などを行い、国連で中国の味方を増やそうとしたものだ。その様子を、ニジェールの第三の町ザンデールでも見ることができた。ザンデールでは、、、これ「日本からのODA横流しして、造ってるんじゃないか??」というような町中どこからも見える丘の上に建つ、巨大で派手な井戸ポンプだ。(ちなみに、私が働いていたザンデールの政府観光事務所でも、ディレクターが中国へ研修旅行に連れてってもらったと話していた。彼ら役人の中国に対するイメージは、かなりよい)この井戸おかげで、砂漠の町ザンデールでも今は水の心配はしなくてもよいほど、豊富な水が供給されている。日本のように、ニジェール政府役人の懐に全部入ってしまうような食糧援助とかあまり物資が届かない小さな村のために井戸を彫ったりとかはたまた人的、技術的援助そして医療援助をしたりとかそういう影ながらの(?)協力ではない。町民、誰もが意識するような超派手な形のものなのだ!!この派手さはどこに行っても同じ。各地で同じような井戸を掘ったり、どーんと大きな畑を作ったりしているらしい。さて、井戸ポンプの丘に登ってみた!この井戸ポンプには勝手に人が住んでいるまた井戸の周りには、無料の水を無断で用いて洗っているのか洗濯物が沢山干してある。ポンプの住民の一人が中を案内してくれた。暗い階段を上がっていく。ひそかに怖い。しかも、彼らのベッドルームかその階段の踊り場には毛布が敷いてある(笑)通常の階段から、ハシゴへと変わったとき「ああ、もう怖い」と、上へ登るのを断念。ポンプから出て、井戸が建つ丘の上から町を眺めることにした。子供がひとりふたりと近寄ってくる。写真撮って!コールぐらいならまだかわいいが、ペットボトルを取ったり、時計をいじったり・・夕日の町を眺めようと思っていたが、子供たちを避けるため帰ることに。帰り道の小学校