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カテゴリ:ラズベリーブックス
グレース・バローズの本は、ラズベリーブックスとマグノリアロマンスから出版されている。 どちらも同じモアランド公爵の子ども達の話なのだが、ラズベリーが娘で、マグノリアが息子になっている。 時系列的には、マグノリアのほうが先なのに、まだ完結してはいない。 当然ながら、ラズベリーのほうを読むと、ヒーローになっていない兄弟の話もチラホラ書かれているので、なんだか気になってしょうがない。 ローラ・リーの翻訳本でもその現象が生じてはいるのだが・・・・・・ 前置きが長くなった。 モアランド公爵家は子沢山で、庶子も分け隔てない待遇だ。今回のヒロインは、長女だが庶子なので世間からは色メガネで見られているマギー。ある日、レティキュールがなくなった事に気付いた彼女は、探偵のベンジャミンに捜索を依頼。詳しい事情を語ることない彼女に興味を引かれた探偵は、その中身についてしつこく追求してくるのだが・・・・・・ マギーは、実母に搾取され続けていたという不幸な境遇。 ベンジャミンも訳ありなので、お互いに惹かれあうのは、なんとなく納得だ。 旧作でもベンジャミンは登場していたようだが、あまり印象がない。 なんだか探してみたくなったのも確かだが。 まあ、次回作もきっと買ってしまうだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.10.17 20:01:10
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