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カテゴリ:友達事情
Kちゃんがソウルに着いてから、C君に連絡をしたところ、例の彼に会う店等が、既にセッティングされ、彼本人にも連絡がされていたらしい。そして、その場には当事者の2人とC君以外に、他の知り合いも同席する段取りがされていた。
まず、Kちゃんはそれを聞いて、なんでと思ったようだ。 なぜ、当事者不在で、勝手にそんな段取りがされているのか!いつ、そんな事まで頼んだのかと。 しかも、なんの為に、他のメンバーが集まるのか?酒の肴にでもするつもりか!! どこでどうやって会うかは二人で決めるつもりだったし、そこにどういう形でC君に加わってもらうかも、自分達で考えたかったのだろう。 C君に通訳は頼んだものの、誰が余計な事まで先走って決めてくれと言ったのか! 冗談じゃない !おせっかいにも程がある。 ・・・というのが、Kちゃんの言い分らしい。彼女の気持ちも、もちろんわかる。 この時点でかなり頭に来たらしく、それをC君にぶつけたらしい。 しかし、C君にしてみれば、当然二人の為にと思って、気を利かせてした事であろう。 それぞれの思いの行き違いで、かなりバトッてしまったようだ そして、さらに追い討ちをかけたのは、約束の当日、急な仕事の都合で、彼が来られなくなってしまったことだ。 これにKちゃんはぶちぎれ 気を悪くしたC君が、彼に余計な事を言ったからに違いないと。 言うまでもなく、KちゃんとC君は、正に最悪の状況になったわけだ こういう事って、ありがちだと思いませんか? 相手のことを思って、一生懸命あれこれと世話を焼いてしまった結果、喜んでもらえるどころか、余計な事をしてくれたと怒りを買ってしまう。少しでしゃばったところはあったかも知れないが、なんで、そこまで、辛らつに非難されなければいけないのかと、最悪に傷ついてしまう。。 一方、立場が変われば、なんでそこまで立ち入るの?いくら親切心からだとは言っても、一定の距離を置いて、踏み込んでほしくない部分もあるだろう!それを守らなければ、ただの大きなお世話だろう。余計な事するから、話がややこしくなるんだ! ・・・という具合に。 このケースについては、前回の流れもあるし、C君や周りの人たちに、感謝の気持ちを忘れないという、前提に立たなければいけないとは思う。 ただ、Kちゃんにしてみれば、高い旅行費と会社を休むという事前の労力等もかけて、ソウルに行き、1分も彼に会えなかったわけだ。やり場のない憤りがこみ上げてくるのは、心情的にはすごくよく理解できる。私も人間が未熟なので、きっと怒りのやり場に困ってしまうだろう。 でも、客観的な立場に立てば、それは少し自分のことしか見えていない、わがままな感情と言わざるを得ないのかとも。。 そんなこんなで、C君は一時、日本人不信というか、恐怖症に陥ったらしい 男女の違いとか、人それぞれの違いだけでなく、国民性の違いが原因になったのではないかと思ったりしたみたいなのだ。 Kちゃんも同じようなことを言っていた。 確かに、韓国人は何でも、相手の為に良かれと思ったら、積極的に干渉する傾向があるようだ。 それに対し、日本人は、他人の事には干渉しない。干渉しすぎるのはかえって、押し付けになり、迷惑で、よくないと思う傾向が強い。 それを、日本人は冷たいとか、個人主義だと言われることがよくあるけれど。 でもこれは、あくまでも、全体的な傾向を比較した場合で、個々はまた別の話で、韓国人だからどうだ、日本人はこうだという考え方はあまり好きではないし、適当ではないと思っている。 そして、少し彼は立ち直ったのだろう。 最悪の気分の時に、メールとかくれてありがとう!と、いう内容の電話だった。 しかし、他人事としてではなく、こういうことって、ほんとに難しいなぁと考えさせられるできごとだった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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