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カテゴリ:気になる素敵な言葉たち
春はもうそこまで来ているのでしょうが、ここ2、3日は花冷えが続いていますね。
桜の開花予報を聞くと、確かこちらは今週から来週にかけてとか。。 うちのマンションの隣の公園でも、毎年あざやかな桜が咲き誇ります。 その優雅な風情をベランダから眺めてると、ちょっとした贅沢な気分になります。 今日の様子では、まだツボミか、早いものでも2~3分咲きといった感じなんでしょうか・・・。 咲き出すと、知らない間にパッと満開を迎えちゃうので、できるだけ注意して観察してみようと思います。 ところで、この時期よく耳にする「花冷え」という言葉・・・、なかなか情緒のある表現ですよね。 桜の花が咲く頃の一時的な冷え込みのことをいうようで、正に今のこの気候にぴったりです。 よく、年配の方から、「奈良のお水取り」が終わったら、「三寒四温」を繰り返し、本格的な春になっていくというのを聞いたように思いますが、それもこの時期のことなんですよね? なんでも、春の早い時期は、冷たいシベリア高気圧が衰退して、いったん暖かくなった天気が、急にまたシベリア高気圧の拡張によって寒くなるという現象を起こすらしいです。 「花冷え」・・・春の訪れを期待し、それをちょっぴり裏切られた心情を表す表現なのでしょうか。。 そして、韓国では、その寒さを花が咲くことを妬むような寒さだということから「コッセムチュイ 」と表現するのですね。 今まで主役だった寒い冬が、あったかい春にやきもち焼いちゃうんでしょうか。 こちらも韓国ならではの、なんとも詩的で、ロマンチックな表現だなぁと思いました。 日本にも韓国にも、こんなふうに季節にまつわる素敵な表現がきっと一杯ありますよね。 気になる言葉たち、また少しずつ拾い集めて行けたらと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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