だけどやっぱり、サランヘヨ！

韓国の女性が嫌がる話のワースト１は「軍隊の話」と聞いたことがある。

しかし、日本人の私としては興味津々
初めて韓国で、迷彩服に身を包んだ軍人さんを見た時は、
まるで、異質な世界にでも紛れ込んだかのような違和感を感じたものだった。
現在の日本には非現実的となった、韓国のその軍隊って、実際どんなものなのか・・・、
私のちょっとした好奇心の対象になっている。


韓国の男性は、普通満19歳になる年に入隊検査を受けることになっている。
そして、基準に達した者は、一般的に、陸・海・空軍のいずれかに配属となる。
現在、軍隊に行く時期は19～29歳の間で、個人の都合により決めることができるようだ。
兵役の期間は、昔は３年だった時代もあったが、現在は２年間。
ただし配属先によってはもう少し長い場合もあるらしい。

ご存じの通り、現在の韓国はまだ、北朝鮮との休戦状態にある。
その為、軍隊では、戦争や危機状態を想定した訓練を受ける。
もちろん、自由行動はできず、規律に逆らったり、脱走したりすると、
犯罪と全く同じ、厳しい処罰の対象となる。



聞くところによると、普通、韓国人男性は、軍隊経験があることを自慢するものらしい。
なぜなら、韓国の社会では少なからず、兵役が就職の際、優遇される条件になるからだ。

しかし、私のナムジャチングは、あまり軍隊の話をしたがらないので、
日本でも、周りの人からちょっと変わった韓国人と思われていたそうだ
本人いわく、彼が体験したその実態は、決して誇れるようなものではなかったからというのが理由らしい。
男ばかりの世界って、結構ドロドロとしているもののようで、
当時は、バカな先輩達の理不尽な命令にも、従わされたりしたようだ
今時はそんなことも、あまりないらしいが・・・。

もちろん、この徴兵制度による、社会生活への弊害は少なくない。
一時期、芸能人の兵役逃れが非難の的になっていたけれど、一般の男性にとっても、
この年齢の貴重な時期に、軍隊に行かなければならないこの制度は大きな負担となっている。

そう、それは恋人達にとっても、試練の時期となるわけで・・・
ご存じの通り、兵役中に別れてしまうカップルはかなり多く、
また、入隊前に別れるカップルも少なくないようだ。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大切な人の長期不在って、かなりこたえる。。

昔、あるドラマで、
「誰もいないから寂しいんじゃなくて、誰かがいないから寂しいんだよ」
って、台詞があったなぁ。。

あ、ちょっと話が脱線してしまいましたか。。

それにしても、南北に横たわる切ない現実・・・
この問題が解決し、幸せな結末を迎えるのはいつの日なのかな。。

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